【イーサリアム(ETH)とは】これを読めばすぐ分かる!仮想通貨との違いとともに紹介

仮想通貨の時価総額が常に上位に位置するイーサリアム(ETH)。
今回は、イーサリアムを聞いたことがあるけど何なのか知らないという人に向けて、イーサリアムの基礎をわかりやすくまとめた記事になります。また全て読めば、利用用途や歴史などイーサリアムの基礎概要を知ることができます。

記事を通してイーサリアムを理解して貰えると嬉しいです。

イーサリアムとは

イーサリアムは「スマートコントラクト」を実行可能にする分散型プラットフォームです。

スマートコントラクトとは、様々な契約がプログラムによって自動で実行される仕組みのことです。
このプラットフォーム内で利用されるガス代(手数料)がイーサリアム(ETH)です。

イーサリアムの特徴

イーサリアムの特徴として、スマートコントラクト機能があることが挙げられます。
この機能があることで、様々な通貨やサービスの基盤になっていると言えます。

また、スマートコントラクトを利用した、管理者を必要とせず運用でき、データの安全性と整合性が高レベルで期待できるブロックチェーンソリューションの「分散型アプリケーション(DApps)」が開発されていることも特徴です。

ビットコインは通貨としての役割を持つのに対して、イーサリアムはプラットフォームとしての役割を多く持ちます。

そのためイーサリアムから派生した仮想通貨が複数存在することも特徴と言えるでしょう。

イーサリアムの利用用途

イーサリアムの利用用途は大きく2つあります。

  • 送金 / 決済

イーサリアムは通貨としての価値があり、所有権の移転が可能であるため決済方法として使用することが可能です。
送金や決済を仮想通貨で行うメリットは、スマホで完結出来る点や、海外でも両替が不要のため手数料が安くなることなどが挙げられます。

  • スマートコントラクト

第三者を介すことなく契約を自動で実行できる仕組みのことです。
イーサリアムのスマートコントラクトには、ブロックチェーン技術が利用されていることから、
「契約内容が管理者を介さず実行される」「契約内容が改ざんされない」という特徴があります。

イーサリアムの歴史

2013年

当時19才だったヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)によって考案されたものです。
Ethereum white paper:https://github.com/ethereum/wiki/wiki/White-Paper
ホワイトペーパーには、イーサリアムの内容や技術の説明がされています。

2014年

イーサリアムのICOが実施され、5000万以上のイーサが販売されました。

2015年

イーサリアムの価値はまだ1ドルにも満たない金額でした。
フロンティアのアップデートにより、一般のインターネットに公開されました。
しかし、契約作成や資金の移動は行えましたが、ブロックチェーンに記録されないバグが発生していました。

2016年

フロンティアのアップデートによるバグの修正が実施されました。これにより多くの開発者や企業が利用を始めました。
その影響もあってか、2016年から1ドルの価値を超え、3月には10ドルを超えるなど高騰を見せ始めました。

2017年

6月には300ドルを超え、10月には1400ドルまで達成しました。

まとめ

今回は、イーサリアムに関して基礎的な概要・特徴・利用用途・歴史をまとめてきました。
イーサリアムから、仮想通貨や利用用途が派生しています。

今後、更に普及していくことに期待です。