デジタル資産管理機構インタビュー~第3回ブロックチェーンEXPOにて~

NFT Mediaは2021年10月26日(水)~28日(金)に幕張メッセで開催された「第3回ブロックチェーンEXPO」にて、一部出展企業へインタビューを実施。各企業のNFTに対する考え、取り組み内容をお届けします。

※ブロックチェーンEXPOとは

最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展。

製造業・金融・小売流通・エネルギー・医療などあらゆる分野の方々が来場し、活発な商談が行われました。

https://www.bc-expo-at.jp/ja-jp.html

本記事では、デジタル資産管理機構へインタビューを行いました。

デジタル資産管理機構は、更なる分散型社会への発展を目指す

CEO 粕谷重雄氏

Q. 財団の設立趣旨を教えてください。

分散化社会の発展には中央集権的なシステムを補う形を整えることが必要なのではないか、そう考え設立されたのがこの財団です。

分散化社会というのは人々を自由にする、非常に重要なことだと思っています。ただ自己責任が過ぎた時、少し窮屈になることがあります。

例えばIDとパスワードを盗まれたり失くした時、全て自己責任と押し付けられる人たちがいるわけです。

情報に弱い人が皆平等に分散化社会を享受することができなくなる。そこでそれを補うシステムとして、IDとパスワードを失くしても管理するという「パスワードバンク」というシステムを構想しています。

要は万が一失くしたり頭を打って記憶喪失になった等の仕方ない場合の為、バックアップのデータをとるということです。ただし普通に管理するだけではそれが盗まれる可能性があります。そのため、秘密分散法という最先端の技術により他からは復元できないほどバラバラにしてデータを補完するのです。これを復元できるのは財団の技術だけなので、このシステムを使えば全ての人が安心して分散型社会のサービスを受けることができるようになります。

Q. 偽造面などは問題になりましたね。

はい。しかし、私たちは証明書を付けて本物であることを証明した上でNFT化しています。

デジタルに対する知識こそが、ノアの方舟に乗るためのパスポートとなる

Q. 分散型社会サポートをする為、NFTやブロックチェーンを活用されているということですね。

はい。更に言うと、つい先日も財務省の方が「日本はこのまま金利が上がると財政破綻する」と話されていました。日本が本当に財政破綻する時、どう生活するのか。昔であれば外国へ行くなどしたのでしょうが、デジタルの世界では、例えば私たちはNFTマーケットプレイスやライブ配信プラットフォームというものを展開するのですが、ここでドバイやアメリカの富裕層と繋がってライブ配信を売って稼げば海外へ行く必要も無い時代が来るわけです。

まるでノアの方舟の様だと思っています。荒廃した世へ突然洪水が襲い、変わり者のノアは種の保存のために一人、一匹ずつ集めて方舟に乗せ、自分も助かりました。ノアへ向けられた目は今の仮想通貨や仮想通貨を活用する人を見る目に似ています。

要は、国だっておかしくなるわけです。その時生き残るのはデジタル知識が深い人。スマホがあればクラウドサーバーと契約ができ、日本にいながら海外取引ができます。ノアの方舟で言えば、舟へ乗り生き残るのはデジタル知識のある人、洪水に飲まれてしまうのはデジタル知識の無い、ノアのことを奇異な目で見る人です。この目がまさに、ブロックチェーン活用へ向けられる目です。

だからデジタルの知識はある意味ノアの方舟に乗るためのパスポートみたいなものです。そのパスポートを普及させるための財団、それがデジタル資産管理機構です。

NFT活用の可能性と今後の展望

デジタル資産管理機構 公式HP

引用:デジタル資産管理機構 公式HP 

Q. いつNFTへの可能性を感じられたのでしょうか。

投資家として活動をする間にブロックチェーンやビットコインの知識を蓄えていました。その時からですね。

Q. 次のステップとしては不動産分野でしょうか。

そうですね、不動産はやると思います。ただ不動産の所有権自体をNFT化するのは日本では法的に難しいです。そこで、不動産の利用権に関するNFT化を考えています。

Airbnbや民泊、といったものの関係ですね。例えば1か月の利用権をいくらで売ると。そこにNFTを介在させます。

Q. 今までのAirbnbであれば利用権として1泊、2泊、1か月買う、があったと思います。そこへNFTを活用する良さは何でしょうか。

一つは決済が非常にスムーズになります。また海外からでも自由に決済ができたり、決済でトラブルが発生することがありません。

またプラットフォームの利用料はそれ程高いものでもないので、仕組み自体は非常に安価でできます。さらに例えば、自分の別荘を持っていて使わない1か月間だけNFTで売る、とかそういったこともできます。とても幅が広がるのではないでしょうか。

〈デジタル資産管理機構 関連URL〉

HP:https://digitalasset-foundation.org/ 
Twitter:https://twitter.com/Foundation_DJP