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イーサリアムのブロックチェーン上で猫を育成、コレクション、売買、交配できるゲーム『CryptoKitties(クリプトキティズ)』が昨年11月に登場し、爆発的なヒットとなりました。
この記事では、そんなCryptoKittiesを解説します。
CryptoKtities(クリプトキティズ)とは
このゲームは、イーサリアムのブロックチェーン上にあります。
専用のサイトでアカウントを作り、サービス内のマーケットで仮想の猫を売買します。
イーサリアムで売買され、猫によって見た目や性格、値段が違います。育成といっても、猫の特徴などを読んで楽しむスタイルです。
各猫は独自のゲノムを表す256ビットの数字で表され、そのバリエーションは40億種類にも及ぶと言われています。
▼公式サイト
https://www.cryptokitties.co/
▼公式Twitter
https://twitter.com/CryptoKitties
話題の取引額
CryptoKittiesは暗号通貨ではありません。
ブロックチェーン技術を用いてそれぞれのCryptoKittieキャラの所有権を示す「cryptocollectibles(クリプトコレクティブルズ)」が中心となっています。
プレイヤーはキャラクターを育成するのみに限らず、ブロックチェーン上にて取引可能です。
中にはレアなキャラクターが存在し、高値で取引されています。
CryptoKitiesは発表以来、150万人以上のユーザーに利用されています。
取引は既に4000万ドル以上行われており、中には一つのキャラクターが20万ドル以上の額で取引されています。
最も人気のあるブロックチェーンゲームの一つであり、最大級のユーザー数を誇り、イーサリアム上で最も使用されるスマートコントラクトとなっています。
CryptoKittiesの仕組み
ブロックチェーン技術による証明
ブロックチェーンの特徴の一つに、改ざんすることが不可能な点があります。
キャラクターはイーサリアムのブロックチェーン上のトークンとして扱われます。
トークンはブロックチェーンで管理されているため、多くの情報が改竄不可能です。
CryptoKittiesについては、猫の取引履歴はブロックチェーン状に記録され、全体に認められているので、自分のものと証明できます。
数多くのキャラクターと希少性
CryptoKittiesは猫の個性が無限にあります。目、眉、模様、色、尻尾…と数え切れません。
こうした一つ一つの特徴の組み合わせにより、1匹の猫の個性が決まります。
個性によっては、希少性から取引が非常に高値となることがあります。
その猫がどのような猫から生まれたか、飼い主は誰か、ブロックチェーンの仕組みを活かし、全てを遡ることができるのです。
なぜこれほどまで話題になったのか
コレクターがゲームのレアアイテムやレアな芸術作品、レアなミュージシャンのグッズなどに大金をつぎ込むように、デジタルの世界でも希少性に対し価値が生まれ、大金が注ぎ込まれました。
ブロックチェーンの性質により、世界に1匹しかいないレアな猫は証明ができます。
この事実が、どんなに高くても買いたいと思わせたのでしょう。
さらに、ブロックチェーン自体の話題が高まり今後の発展がまだまだ見えない中で、先見の明のある人々の興味を集めたことも一因と考えられます。
まとめ
この記事では、CryptoKitiesの概要を紹介しました。
興味が出た方は、是非一度遊んでみてはいかがでしょうか。
また、他の記事でも、ブロックチェーン技術を用いた様々な活用事例を紹介しています。
興味のある方は、是非覗いてみて下さい。