NFTマーケットプレイスが、国内外に次々誕生しています。
この記事では、そんな国内外のNFTマーケットプレイスについて紹介します。
- そもそもどんなマーケットプレイスが存在しているのか知りたい方
- 自身の利用目的に合ったサービスを探したい方
- 市場調査をしたい方
是非、この記事を参考にしてください。
NFTマーケットプレイスとは
そもそも、NFTはブロックチェーン上のトークンであり暗号資産の一単位です。
NFTが意味するのはデジタル作品の「所有」であり、NFTを持つということは各自オーナーがデジタル作品をウォレットに保有していることを示します。
NFTに関する情報は、全てブロックチェーン上に記録されます。
そのため、NFTが取引されるマーケットプレイスはオープンでパブリックなデータベースのようなものです。
現在は、国内外に多くのマーケットプレイスが誕生し、NFTを簡単に発行できるユーザー体験の提供など、それぞれが特色を持っています。
利用の際には自身の目的を明確にし、その上でマーケットプレイスを選ぶといいでしょう。
国内のマーケットプレイス
coincheck

- 運営企業:コインチェック株式会社
- 提供開始時期:2014年8月
- 特徴
- ダウンロード数No.1、取り扱い通貨数No.1の実績
- 500円からビットコインが貰える
- 関東財務局登録済みの暗号資産交換業者という信頼
miime

- 運営企業:コインチェックテクノロジーズ株式会社
- 提供開始時期:2020年7月
- 特徴
- NFT取引で世界初の日本円による決済機能を導入
- ETHによる送金に限らず、クレジットカード決済や送金アプリpringを使った決済も可能
- NFTの所有者に販売を依頼して承認されれば、出品されていないアイテムの購入も可能
nanakusa

- 運営企業:株式会社スマートアプリ
- 提供開始時期:2021年4月
- 特徴
- イーサリアムだけでなくPolygonというブロックチェーンにも対応
- デジタルアートや音楽など幅広いジャンルのNFTの取り扱いがある
- 事前審査を通った公認クリプトアーティストのみが出品可能
NFT Studio

- 運営企業:CryptoGames株式会社
- 提供開始時期:2021年3月
- 特徴
- 国内最大級のブロックチェーンゲーム『CryptoSpells』で知られる会社が運営しており、NFT売買のノウハウが多く蓄積され信頼できる
- NFT作品が転売されると、作者に売買手数料の一部が永続的に還元される仕組み
海外のマーケットプレイス
OpenSea

- 運営企業:OpenSea Inc.
- 提供開始時期:2017年
- 特徴
- 世界最大手のNFTマーケットプレイス
- 出品への壁が低く、アーティスト数・出品数ともに多い
- 対応するブロックチェーンが多い
- 代表的な取引
- 日本人アーティストの村上隆氏の作品が出品
- せきぐちあいみ氏の作品が出品
Rarible

- 運営企業:Rarible Inc.
- 提供開始時期:2020年1月
- 特徴
- ウォレットを接続し空欄を埋めるだけでNFTの発行ができ、初心者に優しい設計
- RARIというトークンを発行しており、Raribleユーザー・投資家に向け配布
- OpenSeaに迫る人気を誇り、2020年中には約26億円の取引量
- 代表的な取引
- タコベルが販売したトークンは最高入札額約7.6万円を記録。ここで発生した収益は、タコベル財団に入り主に若者への寄付へ充てられた
SuperRare

- 運営企業:SuperRare Inc.
- 提供開始時期:2017年
- 特徴
- NFT作品の出品には事前審査が必要
- クリエイターは2次販売時に10%の手数料を得られる
- 代表的な取引
- 「マーズハウス」と呼ばれる火星の住居をイメージする家の設計図データが、NFTとして販売
Nifty Gateway

- 運営企業:Gemini Inc.
- 提供開始時期:2018年
- 特徴
- ロイヤリティに対応しており、作品が転売される毎に収益が発生
- 独占販売される作品の限定オークションも行われる
- クレジットカード決済が可能
- 代表的な取引
- Paris HiltonのICONIC CRYPTO QUEENは1億円の値段で落札
終わりに
今回は、国内外のNFTマーケットプレイスについて紹介しました。
この記事からNFTのマーケットプレイスに関する理解が深まれば幸いです。