【スマートコントラクトとは】概要と代表例で、わかりやすく解説!
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イーサリアムでのスマートコントラクトの概要や、特徴を知っている上で、実際にどのようにして使われているのか気になっている方たちに向けて、実際に使われている例とともに、わかりやすく実例をまとめました。

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは、様々な契約を自動で実行する仕組みのことです。

スマートコントラクトの仕組み

このイーサリアムのスマートコントラクトを応用することで、主に以下のような「Dapps:Decentralized Applications」と呼ばれるアプリケーションを作ることが可能になります。

これは、分散型アプリと言われ、特定の管理者・運営者がいなくても稼働し続けるアプリです。

普段身近に私たちが使用しているアプリは特定の運営者がいます。そして問題が起きれば修正をしたり新しい機能を追加していきます。

しかしDappsは特定の管理者や運営者がいない状態でも、公開後常に稼働し続けます。
そしてそのアプリが動いている状態を誰もが確認することが可能になっています。

ゲーム

イーサリアムのスマートコントラクトを使えば、Dappsのゲームを作ることが可能になります。
Dappsのゲームは、ブロックチェーンを元に作成されているため、ゲーム内のキャラクターやアイテムを売買することが可能になります。

ゲーム内でイーサリアムとは別の仮想通貨を作り、その通貨でゲーム内のアイテムを購入することも可能です。(イーサをゲーム内通貨として利用できるものもあります。)

ゲームを進めることで手に入れられるレアアイテムや、自分のキャラクターを他のユーザーに売ることも可能です。そこで行われている取引は、ブロックチェーンに記録され、誰でも見ることが可能になります。

実用例:https://axieinfinity.com/

DeFi(分散型金融)

イーサリアム上では、スマートコントラクトを利用することで、DeFi(分散型金融)アプリケーションを創ることが可能です。
DeFi(分散型金融)とは特定の運営者なしで稼働し続ける金融アプリのことです。

今までの仮想通貨の取引所は誰もが安心安全で使えるよう、どこかの企業が取引所の運営や管理をしていました。しかし、特定の運営者がいなくても動かすことができるスマートコントラクトを利用すれば、不正が起こらないで安全に取引が行えます。
このような取引所を、DEX(Decentralized Exchange)と言います。

予測市場

イーサリアムを使用すれば予測市場のDappsも開発できます。

競馬などのギャンブルでは、運営者が必要不可欠でした。

ですが、イーサリアムのスマートコントラクトで、あらかじめ「1番の馬が勝った場合Aに2ETH送金、2番の馬が勝った場合Aに2ETH送金する」というプログラムを組んでおけば、あとは実際に買った馬が何番かを確かめるだけで支払いが可能です。

このように、あらかじめ条件をつけプログラムを組むことで、運営者がいない環境でも予測市場を行うことが可能になります。

バイアスのかかっていない信頼性の高い予測データを効率的に集められる予測市場を目指している「Gnosis」というプラートフォームも存在しています。

まとめ

今回は、スマートコントラクトの概要と代表的な活用事例をまとめました。

契約を自動化する仕組みのスマートコントラクトの特徴から出てくる実用性などを少しでも身近に感じてくれると嬉しいです。

この仕組みを通じて、これまで起こっていた安全性に関する問題や取引にかかる時間などが減っていくと社会ではこれまで以上に効率化されるような部分も出てくるのではないでしょうか。

今後は、ゲームや金融の業界以外にもスマートコントラクトによって新たな仕組みが生まれていくでしょう。様々な業界にインパクトを与えている情報をアンテナを張って集めましょう。