
- FiNANCiEとは何か?
- FiNANCiEの特徴や評判は?
- FiNANCiEでトークンを購入する方法を知りたい
FiNANCiE(フィナンシェ)は、次世代型クラウドファンディングプラットフォームとして、2024年1月頃から大きな話題を集めています。
国内ではクラウドファンディングが一般化されていますが、FiNANCiEはブロックチェーンやトークンを活用した「クラウドファンディング2.0」とも呼ばれています。
既に、200以上のスポーツチームやクリエイターなどがトークンの発行をしており、今後も参入者が増えていく可能性が高いです。
そこで本記事では、今話題のFiNANCiEとは何かについて詳しく解説します。
Contents
- 1 FiNANCiE(フィナンシェ)とは
- 2 FiNANCiE(フィナンシェ)の特徴
- 3 フィナンシェトークン(FNCT)とは?
- 4 フィナンシェトークン(FNCT)の仕組み・特徴
- 5 フィナンシェトークン(FNCT)とコミュニティトークン(CT)の違い
- 6 FiNANCiE(フィナンシェ)のコミュニティトークン購入方法
- 7 FiNANCiE(フィナンシェ)のコミュニティトークン売却方法
- 8 FiNANCiE(フィナンシェ)でトークンを発行したNFT関連プロジェクト3選
- 9 FiNANCiE・フィナンシェトークンに関する口コミ・評判
- 10 FiNANCiE・フィナンシェトークンに関するよくある質問
- 11 【まとめ】FiNANCiE(フィナンシェ)について
FiNANCiE(フィナンシェ)とは

| 名称 | FiNANCiE(フィナンシェ) |
| 運営会社 | 株式会社フィナンシェ |
| サービス開始時期 | 2019年9月 |
| 公式X(旧Twitter) | https://twitter.com/financie_jp |
| 公式サイト | https://financie.jp/ |
FiNANCiEは、2019年9月にサービスを開始した次世代型クラウドファンディングプラットフォームです。
従来のクラウドファンディングとは異なり、FiNANCiEはブロックチェーン技術を活用しているのが特徴です。
これまでに数々のスポーツチームやインフルエンサーが、FiNANCiEを活用した資金調達に成功しており、2024年1月頃からは、国内のNFTプロジェクトが続々と参入していることで大きな話題となっています。
プロジェクト数やユーザー数が増加傾向にあり、今後も更に拡大していく可能性が高いサービスです。
FiNANCiE(フィナンシェ)の特徴
FiNANCiEの特徴は以下の通りです。
- ブロックチェーン技術を用いた次世代型クラウドファンディング
- トークンを保有しコミュニティ活動ができる
- 初期からのサポーターに様々なメリットがある
順番に解説していきます。
ブロックチェーン技術を用いた次世代型クラウドファンディング
FiNANCiEは、ブロックチェーン技術を用いた次世代型クラウドファンディングサービスです。
株式会社gumiの創業者である國光宏尚氏が創業しています。
FiNANCiEではトークンを発行して資金調達を行うスポーツチームやクリエイターを「オーナー」、オーナーを支援するユーザーを「サポーター」と呼んでいます。
FiNANCiE内で発行されるトークンは、コミュニティトークン(CT)と呼ばれ、こちらは暗号資ではありません。
発行したトークンには価値が付き、トークンを中心にした経済圏(トークンエコノミー)が出来るため、オーナーとサポーターによる共創活動が生まれる仕組みです。
FiNANCiEは、オーナーだけでなくサポーターにもメリットがあるのが大きな特徴です。
トークンを保有しコミュニティ活動ができる
FiNANCiEは、トークンを保有しコミュニティ活動ができます。
サポーターは、支援して終わりではなくコミュニティに参加してオーナーやサポーター同士で交流できます。
コミュニティは、トークンを保有していなくても参加でき、オーナーや参加者同士での交流が可能です。
トークンを保有してサポーターになると、サポーター限定コンテンツへなどにアクセスできるようになります。
支援者は、既存のクラウドファンディングのように支援して終わりではなく、コミュニティで継続的に活動してトークンの価値向上に貢献できます。
初期からのサポーターに様々なメリットがある
FiNANCiEは、初期からのサポーターに様々なメリットがあります。
FiNANCiEでは、オーナーとサポーターが共創してプロジェクトを進めていくため、プロジェクトが大きくなっていくと初期サポーターに恩恵があります。
トークンの価値は需要と供給によって決まるため、プロジェクトが注目されてサポーターが増加していくとトークンの価値が高まる仕組みです。
トークンの価値が上昇すると、初期に応援していたサポーターには金銭的なメリットがあります。
フィナンシェトークン(FNCT)とは?

| 名称 | フィナンシェトークン |
| ティッカーシンボル | FNCT |
| 価格 | 1FNCT=0.6572円(2024年4月8日時点) |
| 発行上限 | 20,000,000,000枚 |
| 時価総額 | 2,181,438,818円 |
| 時価総額ランキング | 3,397位 |
FNCTは、FiNANCiEが発行しているトークンです。
後述するコミュニティトークンとは異なり、FiNANCiEが発行するERC-20規格のトークンです。
FNCTは、FiNANCiEで発行されているコミュニティトークンの価値を向上させるためのプラットフォームトークンとしての役割を担っています。
具体的には、FiNANCiEユーザーへの報酬としての活用などがあります。
フィナンシェトークン(FNCT)の仕組み・特徴
フィナンシェトークン(FNCT)の仕組みや特徴は以下の通りです。
- コミュニティの運営・意思決定に参加できる
- 定期的にBuyback & Burnされる
- 複数のユーティリティが付与される
- ステーキングで報酬を得られる
順番に解説していきます。
コミュニティの運営・意思決定に参加できる
FNCT保有者は、コミュニティの運営や意思決定に参加できます。
保有しているFNCTを利用して、FNCTの価値向上のための意思決定に関する投票権を行使できます。
保有しているFNCTをステーキング(一定期間預ける)すると投票に参加できる仕組みです。
具体的な投票決議案としては、以下が挙げられます。
- FNCTエコノミーにおける機能追加案・改善案
- マーケティング等の予算執行
投票活動は不定期に実施され、公式サイトやSNSで事前に告知されます。
定期的にBuyback & Burnされる
FiNANCiEでは、FNCTを定期的にBuyback & Burnする仕組みを採用しています。
Buyback & Burnとは、市場からトークンを買い戻し、一部を焼却することでトークンの供給量を減らす仕組みです。
BuybackしたFNCTの一部は報酬プールに移動され、残りがBurnされます。
Burnする量は、その時点におけるFNCT市場流通量の1%が上限となっています。Burnの上限はFNCTの総発行量の50%です。
定期的なBuyback & Burnによって、FNCTの価値を継続的に向上させることを目指しています。
複数のユーティリティが付与される
FNCTの保有者には複数のユーティリティが付与されます。
主なユーティリティは以下の通りです。
- ガバナンス
- コミュニティトークン購入(消費)
- グレード特典
- コミュニティドネーション
ガバナンスについては先述した通り、コミュニティの運営や意思決定に参加できる権利です。
また、FNCT保有者は、コミュニティトークン(CT)購入に必要となるFiNANCiEポイント購入時の決済手段としてFNCTを利用できます。FNCTを使って決済するとクレジットカード決済などよりも多くのポイントを購入できるメリットがあります。
グレード特典は、FNCTの保有数に応じてグレードが決定され、優遇を受けられる仕組みです。
最後のコミュニティドネーションは、保有するFNCTを特定のコミュニティに寄付できる機能です。
ステーキングで報酬を得られる
FNCT保有者は、自身のトークンをステーキングして報酬を得られます。
一定量のトークンを所定の期間、預け入れることで報酬が得られる仕組み
FNCT保有者は、一定期間FNCTをステーキングでき、ステーキング期間を経た後にインセンティブ報酬を得られます。
インセンティブ報酬は、以下の2種類があります。
- バリデート報酬
- デリゲート報酬
バリデート報酬は、FNCTのマーケティングパートナーを「バリデーター」として選定し、報酬を分配する仕組みです。
デリゲートは日本語で「委譲」という意味を持ち、デリゲート報酬は、バリデーターを通じてバリデート報酬の一部を受け取れる機能を指します。
フィナンシェトークン(FNCT)とコミュニティトークン(CT)の違い
FiNANCiEプラットフォームでは、フィナンシェトークン(FNCT)とコミュニティトークン(CT)という2種類のトークンが存在します。
2種類のトークンの違いは以下の表の通りです。
| フィナンシェトークン(FNCT) | コミュニティトークン(CT) | |
| 用途 | FiNANCiEのプラットフォーム共通のトークン | FiNANCiE上で発行されるトークン |
| 発行者 | FiNANCiEの運営 | オーナー |
| 特徴 | ERC-20規格の暗号資産 | 暗号資産ではない |
| 使用可能な範囲 | 暗号資産取引所などの外部サービス | FiNANCiE上のみ |
FNCTとCTは、混同してしまいがちですが、全くの別物なので覚えておきましょう。
2024年4月現在、国内で大きな話題となっているのは、各プロジェクトが発行しているコミュニティトークンです。
FiNANCiE(フィナンシェ)のコミュニティトークン購入方法
FiNANCiEのコミュニティトークンは、以下の手順で購入できます。
- アプリをダウンロード
- アカウントを作成
- フィナンシェポイントを購入
- ポイントでコミュニティトークンを購入
順番に解説していきます。
1.アプリをダウンロード
初めに、FiNANCiEのアプリをダウンロードします。
アプリのダウンロードは無料で、AndroidとiPhoneのどちらにも対応しています。
▼ダウンロードはこちらから
・FiNANCiEアプリ(iOS版)
・FiNANCiEアプリ(Android版)
2.アカウントを作成
アプリのダウンロードができたら、アカウントを作成します。
「ニックネーム」と「招待コード」を入力します。
招待コードは任意での入力です。
「ゲスト登録をして始める」をタップし、メールアドレスまたはSNSの連携を行い登録は完了です。
3.フィナンシェポイントを購入
登録が完了したら、コミュニティトークンの購入に必要なフィナンシェポイントを購入します。
「アカウント」タブから「ポイント購入」に進みます。

購入方法を選択します。

購入したい数量を選択して「手続きを続ける」をタップし、「購入する」ボタンをタップして完了です。

4.ポイントでコミュニティトークンを購入
フィナンシェポイントを購入できたら、コミュニティトークンを購入しましょう。
トークンを購入したいオーナーを選択し、「購入」ボタンをタップします。

購入トークン数を入力して「確定」ボタンをタップ。
最後に「購入」ボタンをタップして購入完了です。
FiNANCiE(フィナンシェ)のコミュニティトークン売却方法
続いては、購入したコミュニティトークンの売却方法を説明します。
まず、トークンを売却したいオーナーを選択し、「売却」ボタンをタップします。

売却トークン数を入力して「確定」ボタンをタップ。
最後に「売却」ボタンをタップして売却完了です。
FiNANCiE(フィナンシェ)でトークンを発行したNFT関連プロジェクト3選
FiNANCiEでトークンを発行したNFT関連プロジェクトを紹介します。
- CryptoNinja Games(CNG)
- TheMafiaAnimalZoo
- Live Like A Cat (LLAC)
順番に解説します。
CryptoNinja Games(CNG)

| 名称 | CNG |
| トークン価格 | 179.7732円(2024年4月8日時点) |
| 時価総額 | 521,342,389.5円 |
| コミュニティメンバー数 | 14,703人 |
CryptoNinja Games(CNG)は、「Web3時代のゲーム制作」を探求するコミュニティです。
国内トップクラスの知名度を誇るNFTコレクション「CryptoNinja」のIPを活用したゲーム開発とその支援を行っています。
トークンやNFTの技術を活用し、コミュニティの力でゲームクリエイターを応援し、調達した資金で新しいゲームの開発に取り組んでいます。
また、CNGトークンのIEO(暗号資産取引所への上場)も目標に掲げて進行中です。
TheMafiaAnimalZoo

| 名称 | TheMafiaAnimalZoo(TMAz) |
| トークン価格 | 93.2744円(2024年4月8日時点) |
| 時価総額 | 270,496,016円 |
| コミュニティメンバー数 | 4,713人 |
TheMafiaAnimalZooは動物園の支援を通して、TMA(TheMafiaAnimals)のキャラクターを育てるプロジェクトです。
TMAは、動物とマフィアを組み合わせたキャラクターブランドとなっており、CryptoNinjaのデザインも手がけているRii2氏が運営するプロジェクトです。
調達した資金は動物園の支援などに充てられます。
Live Like A Cat (LLAC)

| 名称 | Live Like A Cat (LLAC) |
| トークン価格 | 121.5624円(2024年4月15日時点) |
| 時価総額 | 353,191,345円 |
| コミュニティメンバー数 | 5,470人 |
LLACは、「猫のように生きる」をコンセプトとした、Web3時代のライフスタイルブランドです。
LLACがミッションに掲げる「生き方のアップデート」を実現するために、FiNANCiEを活用してミッションに共感する仲間(パートナー)を増やす目的があります。
LLACトークンの保有者には、イベントの優先参加権や商品の優先購入枠などがユーティリティとして設けられています。
また、IEOに向けても準備が進められていく予定です。
FiNANCiE・フィナンシェトークンに関する口コミ・評判
FiNANCiEやフィナンシェトークンに関する口コミ・評判を紹介します。
- FiNANCiEアプリについて
- フィナンシェトークンについて
- コミュニティトークンホールドについて
順番に見ていきます。
FiNANCiEアプリについて
FiNANCiEアプリのサーバーダウンについての口コミが多く見られます。
2024年1月頃から急激にユーザー数が増えたことにより、サーバーダウンが何度か起きていました。
しかし、メンテナンスを何度も実行し、サーバーが強化されてきています。
また、新機能の開発にも力を入れているため、今後も使いやすさが向上していくでしょう。
フィナンシェトークンについて
フィナンシェトークンの価格は、暗号資産市場全体の動向に影響されていますが、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)とは少し異なる値動きを見せています。
FiNANCiEは、今後海外展開も視野に入れているため、今後更に値上がりしていく可能性があります。
コミュニティトークンホールドについて
コミュニティトークンホールドによって報酬が貰えたという口コミが多く見られました。
コミュニティトークンホールドは、オーナーにもサポーターにも嬉しい機能となっています。
FiNANCiE・フィナンシェトークンに関するよくある質問
それでは、最後にFiNANCiE(フィナンシェ)に関してよくある質問に回答していきます。
- フィナンシェトークンは儲かる?
- フィナンシェトークンは売却できない?
- フィナンシェトークンの価格は?
順番に解説していきます。
フィナンシェトークン(FNCT)は儲かる?
フィナンシェトークン(FNCT)が儲かるかはわかりません。
しかし、現在ユーザー数が増加傾向にあり、将来的には海外展開が予定されているため、FNCTの価格も上昇する可能性があります。
フィナンシェトークン(FNCT)は売却できない?
フィナンシェトークン(FNCT)は売却できます。
保有しているFNCTを暗号資産取引所のコインチェックで売却して、日本円に換金できます。
フィナンシェトークン(FNCT)の価格は?
2024年4月8日時点のフィナンシェトークン(FNCT)の価格は「0.6572円」となっています。
詳しくはCoinMarketCapをご参照ください。
【まとめ】FiNANCiE(フィナンシェ)について
FiNANCiEは、次世代型クラウドファンディングプラットフォームとして、大きな注目を集めているサービスです。
FiNANCiEプラットフォームでは、FNCTとCTという2種類のトークンがあり、特徴や用途などが全く異なるため、混同しないように注意しましょう。
今後、新機能の開発や海外展開などが予定されているため、更にユーザー数が増えてFNCTの需要も高まっていく可能性があります。
サービス開始から約5年が経った現在、大きな盛り上がりを見せるFiNANCiEの今後の動向に要チェックです。
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