TEM、ブロックチェーン新時代の幕開けへチーム戦のeSportsを開発、世界同時プレイ可能なMMORPGゲームを制作し、その技術情報を公開

※本記事は、企業等が発信したプレスリリースの内容を基に、中立的な表現へ整えて掲載しています。NFT Mediaの執筆記事（独自取材）ではありません。数値・日付・リンク等は発表元の情報に準じます。なお、NFT Mediaは本記事の内容や、記載の商品・サービス・プロジェクトを推奨・保証するものではありません。投資やサービスの利用については、ご自身で情報を精査し、自己責任でご判断ください。

TEM Technologies Co.合同会社は、チーム戦が可能なeスポーツとして世界同時プレイ対応のMMORPGデモを開発し、あわせて技術情報を公開すると発表しました。

ブロックチェーンを活かしたチーム戦のeスポーツMMORPGのデモを開発

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スマートコントラクトを活用することで、チーム戦の仕組みをゲーム内に実装したと案内しています。デモはOraga eSportsで体験できます。

Oraga eSports:https://oraga-esports.com
MMORPGデモ動画:https://www.youtube.com/watch?v=1BnCtda9_R4

画面上に表示される技名などは、ブロックチェーントランザクションのステータスがexecutedになったタイミングで、GraphQLを介してフロントエンド間で通信し表示される仕様です。

▪️チーム戦のできるeスポーツとは

ブロックチェーン上のデジタル所有物（NFTなど）はスマートコントラクト上で形成され、所有物の一部の実行能力を他者へ譲渡できる技術が登場。

これにより、チーム内で能力の受け渡しが可能となり、戦士やシーフなどの能力（所有物の一部機能）を貸し借りしてチームとして挑戦するeスポーツ環境の整備が進むと説明しています。

▪️採用技術について

世界的なブロックチェーンブームを牽引したアプリケーションエンジニアが関わる“正統派”ブロックチェーンを採用したとし、ゲームやビジネスアプリを作りやすいスマートコントラクト言語が特徴だと述べています。

▪️ブロックチェーンのブームについて

• １度目はEthereumブームです。2017年頃にブームになりました。この火付け役はEthereumブロックチェーンを初めて詰まらせたCryptoKittiesというゲームです。
• ２度目のブームは2020年から始まったNFTブームです。これはCryptoKittiesでカバンや帽子などコイン以外のデジタルグッズをブロックチェーンアカウント上で所有できるようにしたNFT(ERC-721 Non-Fungible Token)の開発者(Dieter Shirley)がその後新たに開発したブロックチェーン上でNBA Top Shotというサービスを展開し、そこでNBAプロ選手の動画をNFTにしたことでNFTが世間に周知されたのがきっかけでした。

同社が採用したブロックチェーンは、これら世界的なブロックチェーンブームを2度も引き起こしたブロックチェーンアプリエンジニア達によって開発された、正統派ブロックチェーンであると言えます。

参考リンクは以下のとおりです。
Flow docs:https://developers.flow.com/build/flow
開発者トーク(YouTube/該当箇所):https://www.youtube.com/watch?v=vPJ8oQ99r9c&t=3720s
ERC-721仕様/関連情報:https://ethereum.org/developers/docs/standards/tokens/erc-721/#:~:text=CryptoKitties%20Contract
ERC-721/開発者情報（DieterShirley）:https://ethereum.org/developers/docs/standards/tokens/erc-721/#:~:text=Dieter%20Shirley

▪️ゲームとの相性について

Ethereum上のNFT（ERC-721）の成功と一方でのスケーラビリティ課題を踏まえ、ゲーム開発者にとって扱いやすいブロックチェーンとして設計された基盤を採用したと説明しています。

2023年夏にはGoogle/AWS/Microsoftからの出資があり、2024年秋にはスマートコントラクト言語Cadenceが1.0になったことで、乱数生成やリソースの能力（capabilities）の共有が容易に。

これにより、能力共有を前提とするチーム戦や、ウォレット決済と組み合わせたeスポーツが構築しやすくなったとしています。

TEMの全ブロックチェーンアプリ製作過程を辿る書籍が販売開始

開発ノウハウをまとめた書籍「ブロックチェーンのスマートコントラクトコードを書いてみよう」を刊行しています。

冷蔵庫の野菜管理アプリ、無人販売所、ブロックチェーン送金を活用したライドシェアリングの例、GraphQLを用いたリアルタイム通信、そしてチーム戦MMORPGの試作実装まで段階的に解説した内容です。

希望小売価格:3,909円（税抜）
日本語版（Amazon）:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FWZNT2L1
英語版（AmazonUS）:https://www.amazon.com/dp/B0FWZR3S47
英語版（AmazonSE）:https://www.amazon.se/dp/B0FWZR3S47
Webサイト（リニューアル後）:https://linkedin.com/company/tem-technologies-co-llc/

ブロックチェーンを活用したソリューション事業推進の背景

ウォレットでの承認操作は、一般的に「支払い」「リソース受け取り」「能力を譲る時」の3場面を想定しています。

システム側が秘密鍵を管理して代行承認する設計により、ユーザーは前記の重要場面のみ承認する実装も可能としています。

能力移譲は、チーム内での連携のほか、新規ウォレット作成時に既存リソースの能力を引き継ぐ用途にも応用でき、深みのあるゲーム体験に寄与するとしています。

なお、譲渡能力の発動時に承認を不要とする設計も可能で、MMORPGのリアルタイム性に適した体験設計を検討していると述べています。

関連リンク

Oraga eSports:https://oraga-esports.com
MMORPGデモ動画:https://www.youtube.com/watch?v=1BnCtda9_R4
Flow docs:https://developers.flow.com/build/flow
会社情報（リンクドイン）:https://www.linkedin.com/company/tem-technologies-co-llc/
書籍（日本語版/Amazon）:https://www.amazon.co.jp/dp/B0FWZNT2L1

※本記事は、企業等が発信したプレスリリースの内容を基に、中立的な表現へ整えて掲載しています。NFT Mediaの執筆記事（独自取材）ではありません。数値・日付・リンク等は発表元の情報に準じます。なお、NFT Mediaは本記事の内容や、記載の商品・サービス・プロジェクトを推奨・保証するものではありません。投資やサービスの利用については、ご自身で情報を精査し、自己責任でご判断ください。

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