NFTギャラリー『Cherie Gallery Ginza』がオープン。リアルアートとNFTを融合します。

成長を続けるNFT

NFTのイメージ

NFT(Non Fungible Token)は2021年に大きな飛躍を果たし、ブロックチェーンの世界で確固たる地位を固めました。
ただNFTが本格的に浸透してくるのはまだまだこれからで、成長の余地は広大です。
これを裏付けるようにNFTを売買する市場・NFTマーケットプレイスも続々と誕生しています。
新しいマーケットプレイスは当然不安定であったりリスクがあったりしますが、先行者利益を獲得する好機でもあり注視するべき存在です。
そんな新しいマーケットプレイスの中でも独自の方向性を掲げ、積極的な動きを見せているのがAR7が展開する『Cherie』です。
今回はARTとブロックチェーンを融合するNFTマーケットプレイス『Cherie』を紹介します。
NFTについては別の記事を参照して下さい。

NFTギャラリー『Cherie』

Cherie Gallery Ginzaのイメージ

東京・銀座の商業ビル内にNFTのギャラリー『Cherie Gallery Ginza』がオープンしました。
Cherie Galleryはオンラインとオフラインを併合させたNFTギャラリーです。
既にニューヨーク、ロンドンでリアル店舗のギャラリーをオープンしており、アジアでは銀座ギャラリーが初の展開となります。
今後はドバイやシンガポール、ソウルでもギャラリーをオープンする予定と明らかにしています。
ギャラリーに展示されている甲冑や刀、屏風などの現物資産をNFT化して販売します。
NFTはCherieのモバイルアプリから簡単に購入できます。
2021年12月時点でアプリは準備中ですが、特定の暗号資産(仮想通貨)でしか購入できない仕組みでは無くクレジットカードでも購入が可能です。
またCherie Gallery Ginzaでは有名なNFTアーティストや有力ブランドのデザイナー、女優など発信力のあるクリエイター、パフォーマーのNFT作品も展示していきます。

Cherie Gallery Ginzaのイメージ

Cherie Gallery Ginzaは東京・銀座の中央通り沿いにあるキラリトギンザの3階フロアにあります。
キラリトギンザは東京メトロ銀座線の銀座駅と京橋駅の丁度中間辺り、有楽町線の銀座一丁目駅からも近い場所にあるファッションビルです。
アゼルバイジャンの国有石油会社のSPCがオーナーを務める商業ビルという側面もあります。
ハワイアン・パンケーキで有名なエッグスシングス(Eggs’n Things)が入っているビルと言えばピンとくる人もいると思います。
エスカレーターで3階に昇ると左手奥にCherieのギャラリーが見えてきます。
入口は扉も無く開かれた作りになっていて誰でも中に入ることができます。
デジタルアートを映し出すディスプレイにはバスター&グレンやただちしゅんたさんの作品が映し出されていました。
奥のスペースには甲冑や刀の現物品が展示されていて、カウンター横には草間彌生さんの公式グッズも置いてありました。

■名称 Cherie Gallery Ginza
■運営会社 AR7
■店舗住所
 中央区銀座1-8-19キラリトギンザ3階
■営業時間
 11:00~20:00
公式ホームページ

AR7

Cherie及びCherie Galleryを運営するのはシンガポール発のトレジャーゲート社(Treasuregate PTE LTD)が展開するブロックチェーンプロジェクト「AR7」です。
AR7はアート分野とブロックチェーンの融合を掲げており、暗号化されたアート作品をユーザーが簡単・便利に購入し管理できる最先端のプラットフォームを提供します。
イーサリアムなどの既存のブロックチェーンに頼らず独自のブロックチェーンを開発しています。
AR7は、アート業界に対応したブロックチェーンプラットフォームを開発するAR7 TechとNFTアートと伝統的なアートを組み合わせたギャラリーであるCherie Galleryの2つを柱にしてグローバル市場を視野に入れて事業を展開しています。

NYで日本美術の展示会を実施

AR7は日本のアート市場に並々ならぬ関心を持ち具体的なアプローチも続けています。
2021年7月22日にはCherie GalleryがNFTと日本美術の展示会をニューヨーク市で開催しました。
Cherie Galleryは他にもさまざまな企業やクリエイター達との連携を進めています。
展示会では以下のクリエイターとの提携しNFTアートを進めている事を明らかにしました。

■バスター&グレン
銀河鉄道999など日本の伝統的なアニメに影響を受け、米国で活動する謎のNFTアーティスト。
■村西とおる
NetFelix「全裸監督」のモデルでもある伝説的なAV 監督。
■北原照久
おもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られている、北原ミュージアムを立ち上げた日本の玩具コレクター。
■井上文太
ロックフェラー家所蔵作家。世界的なセレブリティーに支持される日本を代表する画家。
■杉本彩
女優、小説家。
■なめ猫
1980年代に日本で流行した猫のキャラクター企画。
■金田石城
「墨の魔術師」の異名を得る前衛的な日本書道家。
■岩崎雅
日本のエアーブラシアートの第一人者。Candy Artの代表

北原照久氏とのコラボ

2021年8月、 AR7は株式会社トイズの北原照久代表取締役とのコラボレーションの内容を明らかにしました。
北原氏は世界的な玩具コレクターの一人であり、横浜・山手を始め日本全国に7つのブリキのおもちゃ博物館を設立しています。
テレビ東京の「開運なんでも鑑定団」に長く鑑定士として出演しているので御存じ方も多いと思います。
横浜のブリキのおもちゃ博物館には、主に日本で製造された約3,000点ものヴィンテージの名品揃いのおもちゃが展示されています。
今回のAR7と北原氏のコラボレーションでは、北原氏のブリキ玩具コレクションをベースにしたデジタルアート製品の制作を目指しています。
さらにインテリア写真、おもちゃの3DイメージをプリントしたTシャツ、スマホケースなどの形でも商品化し展開します。

アプリはまだリリース前

Cherieの取り扱い作品は、基本的には専用のアプリを通して購入することができます。
ただ2021年12月22日の時点でCherieのアプリはリリースをされていません。
年内にはリリースされるという話もありましたが、同時点で公開日のアナウンスはされていません。
販売ツールが出ていない時点で3大都市の一等地にギャラリーをオープンしていること自体が凄いですし、AR7、Cherieの財力を伺いしれますが、決して本位では無いでしょう。
おそらく22年初頭にはアプリが正式にリリースされ、Cherieとしての事業が本格化するものと考えられます。

まとめ

Cherie Gallery Ginzaのイメージ

Cherie及びCherie Galleryは日本のアート、カルチャー分野を中心に多くのクリエイターと提携を進め、NFTアートの市場で有力なプラットフォーマーの地位を確立するべく事業を進めています。
販売ツールとなる独自アプリの開発が遅れてはいますが、殆ど実体の無いプロジェクトとは一線を画しており、アプリリリース後は事業展開が加速すると見られます。
単なるNFTマーケットプレイスに留まらず、現物作品とNFTを融合し、アプリもブロックチェーンも開発しNFTの総合プラットフォームを目指すAR7/Cherieの戦略は独創的と言えます。
NFTは市場もまだまだ固まっておらずリスクも多い分野ですが、NFTプラットフォームに初期段階から注目しておく事で大きなチャンスを手に入れられるかも知れません。
AR7/Cherieの動向については今後も確認していきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。