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【NFT×スポーツ】国内外のスポーツ分野におけるNFT活用事例14選

NFT×スポーツ

さまざまな業界で活用され始めているNFTですが、スポーツ分野でもNFTの浸透が進んでおり、従来のスポーツ業界の成長を促進する技術として注目されています。

チケットの販売からNFTアバター、写真、動画などのコンテンツをNFTと紐づけることで、効率化や透明性の向上などのメリットが得られるでしょう。

当記事では、国内外におけるスポーツ分野へのNFT活用事例をご紹介します。
NFTを活用することによるメリットやNFTの購入方法についても解説しますので、NFTに興味のある方はぜひご覧ください。

【NFT×スポーツ】日本国内スポーツのNFT活用事例10選

はじめに、日本国内におけるNFT×スポーツの活用事例をご紹介します。

  • RIZIN(格闘技)
  • パ・リーグ(野球)
  • 湘南ベルマーレ(サッカー)
  • 新日本プロレス(プロレス)
  • 川崎ブレイブサンダース(バスケットボール)
  • B.LEAGUE(バスケットボール
  • 堀米雄斗(スケートボード)
  • JUDOコレカ(柔道)
  • ニセコパウダートークン(スキー)
  • 名古屋グランパス(サッカー)

それぞれ順番に見ていきましょう。

RIZIN(格闘技)

リリース時期2022年春
運営会社NFT-Japan 株式会社
公式HPhttps://rizinfc.com/teaser/index.html

RIZIN FIGHTING COLLECTIONは、試合のハイライト映像やベストフォトのNFTを購入でき、コレクションや売買を楽しむことのできるデジタルトレーディングカードサービスです。

次世代コンセンサスアルゴリズム"Proof of Believability(PoB)"に基づく超高速の分散型ブロックチェーンネットワークである、IOSTブロックチェーンが導入される予定です。

パ・リーグ(野球)

リリース時期2021年12月
運営会社パ・リーグ全6球団、パシフィックリーグマーケティング株式会社、株式会社メルカリ
公式HPhttps://moments.pacificleague.com/

パ・リーグ Exciting Moments βは、パ・リーグ史に残る名場面やメモリアルシーンを捉えた動画コンテンツを自分だけのコレクションとして保有できるパ・リーグ6球団公式のサービスです。

※2021年12月時点では、販売機能のみ提供されていました。今後はブロックチェーンを活用したサービスの提供やコレクションの再販機能の提供も検討されており、収益の一部はパ・リーグ所属の選手へと還元されます。

湘南ベルマーレ(サッカー)

リリース時期2021年1月21日
運営会社株式会社フィナンシェ
公式HPhttps://www.bellmare.co.jp/271758

サッカーJ1リーグ所属の湘南ベルマーレは、国内のプロスポーツクラブとして初めてNFTを導入したクラブです。同クラブは、「湘南ベルマーレトークン」を販売しており、初回トークン販売では約500万円以上のファンディングを達成しました。

このクラブトークンの保有数を活用し、MVP選手を選定する投票企画や選手への応援メッセージ投票などが行われています。また、トークン保有者の特典として、オーロラビジョンに支援者の名前が表示される権利、試合前に選手のウォーミングアップを見学できる権利、支援者専用のVIP席で試合を観戦できる権利などがあります。

新日本プロレス(プロレス)

引用:PR TIMES
リリース時期2022年6月
運営会社新日本プロレスリング株式会社
株式会社コルク
公式HPhttps://www.njpw.co.jp/

新日本プロレスリング株式会社は、NFTアバターサービス「METABA」を運営する株式会社コルクと共同で、新日本プロレス所属レスラーのスペシャル動画付きデジタルサイン入りNFTアバターをリリースしました。

NFTアバター販売の第1弾となる今回は、世界中で大人気の4名のプロレスラー・棚橋弘至選手、高橋ヒロム選手、エル・デスペラード選手、内藤哲也選手のNFTアバターそれぞれ1点がオファー形式で販売されました。また、アバター発売記念としてTシャツのプレゼント企画も行われています。

川崎ブレイブサンダース(バスケットボール

リリース時期2022年2月
運営会社株式会社DeNA
公式HPhttps://kawasaki-bravethunders.com/

「PICK FIVE」は、川崎ブレイブサンダースおよび運営母体である株式会社DeNAによって、NFT化された所属選手のデジタルカードを用いたカードゲームです。

実際の試合前に、所有する選手カードから活躍が予想される選手のカードを5枚選びます。そして、試合における各選手のスタッツが反映されてスコアが決まるため、そのスコアで利用者間の順位を競う新しいカードゲームとなっているサービスです。スコアはリアルタイムに更新されるので試合を観戦しながら、また、試合会場以外でも中継やライブ配信を見ながらお楽しみいただけます。スコアのランキングに応じてポイントが付与されます。貯めたポイントでサイン入りグッズ等と交換できる機能が実装される予定です。

B.LEAGUE(バスケットボール

引用:PR TIMES
リリース時期2022年5月
運営会社公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ / 株式会社Tixplus
公式HPhttps://www.bleague.jp/

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグは、電子チケット事業やチケット二次販売「チケプラトレード」を運営する株式会社Tixplusと連携し、B.LEAGUE公式NFTサービス「B.LEAGUE PARK」をリリースしました。

B.LEAGUE PARKでは、カード、動画、アイテム等、様々なNFTが販売される予定です。

また、購入したNFTは収集するだけでなく、ユーザー同士での取引が可能となります。

堀米雄斗

引用:PR TIMES
リリース時期2022年
運営会社AllRightsReserved
公式HPhttps://fwenclub.com/

スケートボードが正式種目として採用された2021年のオリンピックで、金メダルを獲得した堀米雄斗選手のデジタルIPライセンス付きNFT「The Golden 22」が一点限定で発売されました。

本NFTは「The Golden 22」と名付けられ、22歳の堀米選手がオリンピック中に披露した、優勝に大きく貢献したトリックを表現した3Dデジタルスカルプチャーです。

また、元来のNFTとは異なり、「The Golden 22」の所有権には全てのデジタルフォーマットのIPライセンスが含まれています。そのため、このNFTやソースファイルを活用して、ビデオやアニメーション、ゲームやあーどなどあらゆるデジタルワールドで無限に使用することができます。さらには、「The Golden 22」はメタバース対応のNFTとなっており、メタバースの世界で新たなオーディエンスと交流を持つことも可能になります。

JUDOコレカ(柔道)

引用:キャノン
リリース時期2022年12月
運営会社Xクリエーション株式会社
キャノンマーケティング株式会社
公式HPhttps://xcreation.co.jp/judokoreka/

NFT/ブロックチェーンの開発とサービスを行うXクリエーション株式会社は、キヤノンマーケティング株式会社と共同で、NFTを活用したボリュメトリックビデオ版デジタルトレーディングカード「JUDOコレカ」の実証実験を実施することを発表しました。

実証実験となる今回は、著名柔道家のボリュメトリックビデオ版の「JUDOコレカ」を作成し、「柔道グランドスラム東京2022」の大会会場の来場者特典として配布が予定されています。

ニセコパウダートークン(スキー)

引用:PR TIMES
リリース時期2022年12月
運営会社株式会社 HashPalette、東急不動産株式会社
公式HPhttps://niseko-nft.com/

ニセコパウダートークンは、北海道倶知安町のスキー場「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」でのアーリーエントリー権が付与されたNFTです。

NFTの購入者は、通常の開場時間よりも前に入場し、その日誰よりも早く滑ることが可能です。そのため、まだ誰も滑っていないニセコのパウダースノーの上を滑るファーストトラックを楽しめます。 

アーリーエントリー権をNFTとして販売した背景や目的は以下のとおりです。

地域の魅力発信にもNFTが活用されているといえるでしょう。
2023年2月14日時点で、NFTマーケットプレイスPLT Place」にて第4弾セールが行われており、2/17日からは第5弾セールも予定されています。

名古屋グランパス(サッカー)

リリース時期2022年
運営会社GMO NIKKO
公式HPhttps://nagoya-grampus.jp/fan/nftcollection/

2022年10月、『あなたのコレクションが「クラブの力」となり、「クラブとの絆」になる』というコンセプトのもと、名古屋グランパス初のNFT『NAGOYA GRAMPUS NFT COLLECTION』の提供が開始されました。

1st COLLECTIONとして、「名古屋グランパス 30周年記念デザイン」を先着30,000名に無料配布が行われました。こちらのNFTは、「自分のSNSアイコンに使用できる!グランパスファミリーであることを証明できる!」という目的で発行されています。

また、無料配布されたNFTの中には、「アタリデザイン」という通常とは異なるデザインが施されたNFTもあり、この「アタリデザイン」を保有している方向けに「名古屋グランパス 2023シーズンホーム開幕戦ペアチケット」をプレゼントするという特典なども実施されました。

さらに先着にて、限定デジタルグッズのプレゼントやサイン入り公式試合球のプレゼントなども行われ、「リアルとデジタルをかけあわせた新しい応援のカタチ」が提供されました。

【NFT×スポーツ】海外スポーツのNFT活用事例4選

海外におけるNFT×スポーツの活用事例は以下のとおりです。

  • NBA TOP SHOT(バスケットボール
  • Sorare(サッカー)
  • Topps MLB NFT(野球)
  • FIBA(バスケットボール)

順番に紹介していきます。

NBA TOP SHOT(バスケットボール

引用:X
リリース時期2020年10月
運営会社Dapper Labs
公式HPhttps://nbatopshot.com/

NBA Top Shotは、CryptoKittiesなどのブロックチェーンゲームを展開するDapper LabsがNBA公認で発行しているデジタルカードゲームです。

カードは写真がデザインされているだけではなく、NBAプレイヤーの名プレーを10秒から20秒ほど切り抜いた映像が表示されます。これまでに取引されたカードの最高価格は、2021年8月に取引されたレブロンジェームズ選手のカードで、約23万ドル(約2700万円)になります。

2022年1月には、NBA Top Shotの時価総額が10億ドルに到達しているなど、今でもなお注目され続けているブロックチェーンゲームです。

Sorare(サッカー)

引用:Facebook
リリース時期2019年
運営会社Sorare
公式HPhttps://sorare.com/

「Sorare(ソラーレ)」は、2018年にサッカーファンによってサッカーファンのために作られた会社Sorare社が運営しているブロックチェーンゲームです。

ブロックチェーン上で発行された実在するプロサッカー選手のトレーディングカードを集めて自分だけのサッカーチームを作り、前述のPICKFIVEと同様に、現実の試合の選手の活躍度合いでスコアを競います。成績上位にランクインするとイーサリアム(ETH)やレアカードなどの賞品が贈られます。

2022年2月時点で、Jリーグを含む世界227のクラブ・39のリーグとライセンス契約を結んでおり、世界140ヵ国以上からユーザーを集めているサービスです。

Topps MLB NFT(野球)

引用:X
リリース時期2021年8月
運営会社Topps
公式HPTopps MLB NFT

Topps MLB NFTは、伝統的なアメリカのカードゲーム会社のToppsとMLBが共同でNFTを活用して開発したトレーディングカードゲームです。

Topps社は従来のトレーディングカードやそれに付属するチップスの販売のみならず、モバイルアプリで行ってきたデジタルコレクションの延長線上にNFT事業を始動させました。他スポーツのNFTと同様に、記憶に残るシーンがデジタルカードとしてNFT化されています。

また、同社はMLBと共にすべての野球ファンに訴求できる、楽しくて使いやすい収集体験をブロックチェーン上で実現することを目指すとしています。NFTを通して野球界の有望な若い才能と往年の名選手を称えることで、Toppsデジタルコレクションの新時代の継続的な成長、MLB界の新たな収入源となることが期待されているサービスです

FIBA(バスケットボール)

引用:FIBA.Basketball
リリース時期2023年8月
運営会社Venly
公式HPhttps://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023

国際バスケットボール連盟(FIBA)は、バスケットボール・ワールドカップ2023の開催を祝したNFTコレクションをWeb3プラットフォームのVenly(ヴェンリー)とのパートナーシップによりリリースしました。

FIBAバスケットボール・ワールドカップ2023の開催国に敬意を表したシリーズやバスケットボールファンに向けたシリーズなど合計4種類のNFTコレクションが提供されています。

NFTとは|スポーツ市場で活用される新技術

NFT(Non Fungible Token)とは、元々複製が容易で価値が保障されなかったデジタル媒体を固有化、所有者を明確にすることで、デジタル媒体に価値を与える技術です。
日本では「非代替性トークン」や「代替不可能なトークン」と訳されます。

現在、NFTはスポーツ業界でも様々な領域で活用されています。例えば、Jリーグ所属の湘南ベルマーレは、サポーターを主役にしたデザインのNFTを発行しています。
このNFTは、SNSのアイコンにしたり、額装して自分の家に飾ったりなど幅広い活用が可能です。

また、新日本プロレスリングは、同団体所属レスラーの動画付きデジタルサイン入りNFTアバターを発売しています。
他にも、イベントや試合に関するアイテムや、試合の写真、動画、ユニフォーム、記念品など様々な媒体をNFTに紐づけて販売するなどが可能です。

NFT×スポーツの可能性

スポーツ業界へのNFTの導入は、単にグッズ販売の手段としてだけでなく、下記のような様々な選択肢を生み出します。

  • 新たな収益源を構築できる
  • ファンコミュニティの形成・活性化につながる
  • トレーディングカードやイベントのチケットなど活用の幅が広い

こうした個々の選択肢は、スポーツ業界以外の様々な分野でも応用可能です。
下記でそれぞれ詳しく見ていきましょう。

新たな収益源を構築できる

従来のスポーツ業界で収益を得るための手段として、主にスポンサーシップ契約による協賛料や、広告収益などが主軸になっていました。
ここにNFTを導入することで、グッズのデジタル化によるスムーズな流通や、発行数の限定化、透明性の高いチケット販売などの様々な便益がもたらされます。

NFTの導入により、限定アイテムの販売が容易になることで、ファンのエンゲージメント率が向上したり、より積極的な参加へ促すことが可能です。

このように、従来の領域にNFTを導入することが、流通の効率化、付加価値や透明性の向上などにつながり、より市場やコミュニティを活性化させることが出来ます。

ファンコミュニティの形成・活性化につながる

NFTは、単に販売のための新たな手段としてだけでなく、NFTを活用してファン同士の交流を促進することで、ファンからの支持や参加を促進することが可能です。

例えば、限定アイテムや様々な特典にNFTを紐づけることで、SNS上でファン同士のコミュニケーションを活性化することが出来るでしょう。
特定のスポーツチームや、選手に関する限定NFTアイテムを共有し、交換することで、共通の趣味や価値観を持つファンが集まり、コミュニティが形成されます。

こうしたコミュニティの活性化にNFTが貢献することで、ファンとのつながりや、支持をより拡大することが可能です。

トレーディングカードやイベントのチケットなど活用の幅が広い

NFTの活用方法は様々で、収益源を構築する際にも様々な選択肢が生まれます。以下で詳しく解説します。

例えば、上記で述べたようなNFTグッズを販売する方法は最も広く取り入れられていますが、NFTはスマートコントラクトと呼ばれる技術を応用して、発行数を限定することも可能です。
上記で述べた、新日本プロレスでのNFT活用のケースでは、所属選手のNFTアバターを1点物の限定品として販売することで、希少価値を確立しています。

また、NFTを使用してイベントのデジタルチケットを発行することで、チケットの真正性や転売防止を強化し、入場券のデジタル化による効率化を促進できます。

NFTの購入方法

NFTは以下の手順で購入できます。

  1. 取引所で口座開設
  2. 暗号資産を購入
  3. ウォレットを作成
  4. 暗号資産をウォレットに送金
  5. ウォレットをNFTマーケットプレイスに接続

細かい手順は利用するプラットフォームごとに異なりますが、基本的には上記の手順でNFTを購入できます。

具体的な手順に関しては、「NFTの買い方・購入方法」の記事をご参考にしてください。

国内外のスポーツ業界におけるNFT活用事例まとめ

今回は、国内外を代表するスポーツへのNFT活用事例をご紹介しました。

NFTは各スポーツ界やクラブ単位、もしくは選手個人がファンとつながる新たな方法をもたらしました。カードゲームやデジタルコレクションだけでなく、実際の試合に特別席で招待される特典など、その活用方法は多岐にわたります。

現在はサッカー・野球・バスケといったメジャースポーツのNFTのみが注目されていますが、これからあらゆる競技・アスリートに扱われていくことで、まだまだ一般的になじみの薄いNFTがスポーツ界という親しみやすい業界から拡がることも期待されます。

スポーツ業界に携わっている方々やスポーツが好きなファンの方々はぜひ楽しみにしていてください!

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