
- そもそもハードウェアウォレットとは?
- どのハードウェアウォレットを選べばいいのかわからない!
- 電子機器だけど壊れた場合、中の資産はどうなる?
暗号資産やNFTを安全に保管するためには、ハッキングリスクの少ない「ハードウェアウォレット」の活用が欠かせません。
特に近年は詐欺サイトやウイルスによる被害が増加しており、高いセキュリティを備えたオフライン管理の需要が高まっています。
本記事では、初心者にもわかりやすくハードウェアウォレットの特徴や選び方を解説し、おすすめ製品9選を比較紹介します。安全な資産管理の第一歩として、ぜひ参考にしてください。
Contents
ハードウェアウォレットの選び方

まずは、ハードウェアウォレットの選び方を解説します。
ハードウェアウォレット選びで重要になってくる要素・選び方は、以下の4点です。
- 価格とコストパフォーマンス
- 対応する暗号資産の種類
- 保証内容とサポート体制
- 使いやすさ
それぞれ詳しく説明します。
価格とコストパフォーマンス
ハードウェアウォレットは、安価なもので5,000円前後、高機能なものでは2〜3万円、ハイエンド機種では5万円を超えることもあります。
価格が高いから良いというわけではなく、自分の利用目的に合った機能が備わっているかが重要です。
保有している資産や管理したい通貨量に応じて、必要十分な機能を備えた製品を選びましょう。初めて購入する人には、価格とセキュリティのバランスが良い中価格帯(1〜2万円)のモデルがおすすめです。
対応する暗号資産の種類
ウォレットごとに対応している暗号資産の種類は異なります。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など主要な銘柄はほとんどの機種が対応していますが、マイナーなアルトコインやNFTに対応していない機種もあります。
複数の通貨を保有・管理したい方は、5,000種類以上のトークンに対応しているLedger Nano S Plusなど、汎用性の高い製品を選ぶと良いでしょう。今後取り扱う予定の通貨も踏まえて、対応銘柄一覧は必ず事前に確認してください。
保証内容とサポート体制
高価なハードウェアウォレットを購入する以上、製品保証やサポート体制も重要なポイントです。多くのメーカーは1~2年の保証期間を設けていますが、保証内容は製品ごとに異なります。
また、海外メーカーの場合は日本語サポートがないこともあるため、初心者は国内代理店経由で購入するのがおすすめです。製品が初期不良だった場合の交換対応や、操作に関するサポートの有無もチェックしましょう。
使いやすさ
ハードウェアウォレットは毎日使うものではありませんが、いざというときに使いやすいかどうかは大切な判断基準です。
ディスプレイの見やすさやボタンの押しやすさ、スマートフォンとの接続性など、UI/UXの良し悪しは機種によって大きく異なります。
カード型の薄型モデルやタッチスクリーン搭載モデルなど、自分の使いやすい形状を選ぶのも良いでしょう。外出先で使うことが多い人には、Bluetooth対応モデルや耐久性の高い機種が向いています。
ハードウェアウォレットおすすめ比較9選

ここでは、NFT Mediaがおすすめするハードウェアウォレットを9つ紹介します。
製品ごとに機能や、取り扱える暗号資産の銘柄が異なるため、ご自身の用途に合ったハードウェアウォレットを選びましょう。
Tangem

| 価格 | カード3枚セット:11,000円 カード2枚セット:8,600円 |
| 購入ページ | https://tangem.com/ja/ |
Tangem(タンジェム)は、スイス発のクレジットカード型・指輪型ハードウェアウォレットです。NFC技術を活用しており、スマートフォンにかざすだけで秘密鍵の生成と管理、取引への署名が可能です。複雑な設定やケーブル接続が不要なため、初心者でも簡単に扱えます。ユーザーは、グローバルで300万人を超えています。
カード自体の耐久性も高く、正しく利用すれば少なくとも25年間は安全に使えます。主要な暗号資産やトークンに幅広く対応しており、2025年6月時点でハッキング被害は発生していません。安全かつ手軽に大切なデジタル資産を保管したい方におすすめです。

Tangemのカードには、3枚セットと2枚セットのラインナップが存在します。仮に1枚のカードをなくしても他のカードでリカバリーできる仕組みとなっているため、紛失リスクに備えるなら3枚セットの方が安心です。
Ledger Nano S Plus

| 価格 | 8,400円(税込) |
| 購入ページ | https://shop.ledger.com/ja/products/ledger-nano-s-plus |
Ledger Nano S Plus(レジャーナノSプラス)は、フランス発のハードウェアウォレットメーカーLedger社が提供するスタンダードモデルです。
CC EAL6+認証のセキュアエレメントを搭載し、秘密鍵を完全にオフライン管理できるため、フィッシング詐欺やマルウェアから資産を守りたいユーザーにおすすめできます。
本体はUSBメモリサイズのコンパクトなデザインながら、5,000種類以上の暗号資産とNFTに対応しており、最大100個のアプリを同時インストール可能です。Ledger+1 Ledger Liveアプリと組み合わせることで、ステーキングやDeFiへのアクセスも一括管理できるため、「とりあえず1台で主要通貨とNFTを広くカバーしたい」という方に使いやすいモデルと言えるでしょう。
Keepkey

KeepKey(キープキー)は、シンプルな操作性と大きく見やすいディスプレイが特徴のハードウェアウォレットです。本体前面いっぱいに広がるOLED画面に送金先アドレスや金額が表示され、物理ボタンで最終確認してから署名する仕組みのため、「誤送金を防ぎたい」「画面が小さいのは不安」という人でも安心して使えます。
対応通貨はビットコインをはじめ40種類以上の暗号資産に対応しており、主要通貨と一部ERC-20トークンをまとめて管理できます。LedgerやTrezorと比べるとやや控えめですが、そのぶん設計やUIはわかりやすく、初めてハードウェアウォレットを試したい人にもおすすめです。
ShapeShiftが提供するDapp Storeと連携させれば、DeFiやスワップ機能にもアクセスでき、シンプルさと拡張性のバランスが取れた1台です。
BitBox02

| 価格 | 149ユーロ(約27,100円) |
| 購入ページ | https://bitbox.swiss/ |
Digital BitBoxとして登場したスイス製ウォレットは、現在は後継機の「BitBox02」として展開されており、セキュリティとオープンソース文化を重視するユーザーから高い評価を得ています。
デュアルチップ構成とセキュアエレメントを採用し、ファームウェアやアプリのソースコードを公開したうえで第三者によるセキュリティ監査も受けている点が特徴です。
バックアップは付属のmicroSDカードに暗号化して保存できるため、紙にメモを残したくない人や、復元手順をシンプルにしたい人におすすめです。Bitcoin・Litecoin・Cardano・Ethereumおよび1,500種類以上のトークンに対応しており、デザインもミニマルで持ち運びやすい「職人肌」のハードウェアウォレットと言えるでしょう。
Trezor(トレザー)

| 価格 | 79~249ドル(約12,200~38,600円) |
| 購入ページ | https://hardwallet.store/ |
Trezor(トレザー)は、チェコのSatoshiLabs社が開発した老舗ハードウェアウォレットで、Ledgerと並ぶ定番ブランドのひとつです。オープンソースのファームウェアと専用アプリ「Trezor Suite」を提供しており、セキュリティ設計や更新履歴を外部から検証できる透明性の高さが支持されています。
対応通貨はビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコインなどの主要銘柄に加え、1,000種類を超えるアルトコインやERC-20トークンに対応(モデルにより差異あり)。パスフレーズ機能やコインコントロール機能も備えており、プライバシーを重視する中級者〜上級者にも向きます。
USB接続で直感的に操作できるので、「まずは実績あるブランドから選びたい」という人におすすめです。
COLDCARD(コールドカード)

| 価格 | 178ドル(約27,600円) |
| 購入ページ | https://coldcard.com/ |
COLDCARD(コールドカード)は、カナダ発のビットコイン専門ハードウェアウォレットです。
あえてBitcoinのみをサポートすることで、設計をシンプルにしつつ、セキュリティ対策にリソースを集中させている点が特徴です。
販売元のCoinkite社は「ビットコイン・オンリー」をテーマに商品の開発と販売を行う企業であり、そのことからビットコイン愛好家から絶大な支持を受けています。
USB接続を行わず、microSDカード経由でトランザクションデータの受け渡しを行う完全オフライン運用も可能なため、ネットワークから極力切り離して保管したい長期ホルダー向きの設計になっています。電卓のようなキーパッドでPINを入力し、多段階の認証を経て署名を行うなど、操作はやや玄人向けですが、「ビットコインの保管に特化したい」「最高レベルのコールドストレージを目指したい」という人には有力な選択肢と言えるでしょう。
SecuX(セキュエックス)

| 価格 | 59〜199ドル(9,100~31,000円 |
| 購入ページ | https://secuxtech.com/ |
SecuX(セキュエックス)は、台湾発のハードウェアウォレットで、2.8インチのカラータッチスクリーンを搭載した直感的なUIが持ち味です。Vaultグレードのセキュリティチップを採用し、PINのダイナミックキーパッド表示や緊急用のウォレット機能など、物理攻撃や覗き見への対策も意識した設計になっています。
対応通貨はビットコイン、イーサリアム、XRP、BNBなどに加え、1,000種類以上のトークンやNFTに対応しており、PCだけでなくブラウザベースのWebアプリやBluetooth対応モデル(W20)と組み合わせれば、スマホからでも管理可能です。
大きな画面でアドレスをしっかり確認したい人や、家でも外でも同じウォレットを使いたい人に向いています。
CoolWallet(クールウォレット)

| 価格 | 99~149ドル(約14,000~22,000円) |
| 購入ページ | https://www.coolwallet.io/ |
CoolWallet(クールウォレット)は、クレジットカードサイズの超薄型ハードウェアウォレットで、スマートフォンとBluetooth接続して使うモバイル特化型のデバイスです。ProモデルではCC EAL6+セキュアエレメントと暗号化Bluetoothを採用し、カード本体で暗号計算を行ったうえで結果のみを送信するため、秘密鍵が端末外に漏れにくい構造になっています。
ウォレットアプリ側では、複数チェーンの資産管理やスワップ、ステーキング、DeFiへの接続などが可能で、普段からスマホでDeFiやNFTを触っている人が、そのままセキュリティを一段上げる用途に向いた設計です。
防水・耐久性にも配慮されており、財布に入れて持ち歩きながらモバイル環境で運用したいユーザーに適しています。
SafePal(セーフパル)

| 価格 | 50~90ドル(約7,750~13,950円) |
| 購入ページ | https://www.safepal.com/jp/store |
SafePal(セーフパル)は、バイナンスからの出資も受けるウォレットプロジェクトで、全部で3種類のハードウェアウォレットを提供しています。その内の一つ「SafePal S1」はBluetoothやWi-Fi、NFCなどの無線通信機能を一切持たないエアギャップ設計で、取引データは内蔵カメラでQRコードを読み取って署名する仕組みのため、オンライン攻撃のリスクを最小限に抑えられます。
EAL6+セキュアエレメントと乱数生成器により秘密鍵を安全に保管しつつ、モバイルアプリ側ではマルチチェーン対応・スワップ・DeFi・ステーキングなど、幅広いWeb3サービスにアクセス可能です。 「価格を抑えつつ、多数のチェーンとDAppをスマホで触りたい」「完全オフラインに近い構造で署名したい」というユーザーにフィットする1台です。
ハードウェアウォレットとは

ハードウェアウォレットは、専用のデバイスを用いてNFTや暗号資産の管理をするためのツールです。
オフラインで資産管理ができるため、スキャムサイトやウイルスによるハッキング被害を受ける確率を格段に減らすことが可能です。MetaMaskなどオンライン上で使用するウォレットに比べて、強いセキュリティ性能を保持します。
NFTの盗難が問題視される昨今、安全性に優れたハードウェアウォレットによる管理の重要性が高まっています。
ハードウェアウォレットの特徴・仕組み

ハードウェアウォレットの特徴は、大きく分けると以下の3つになります。
- USBメモリのような小型デバイス
- オフラインで管理できる
- バックアップが可能
それぞれ詳しく説明します。
USBメモリのような小型デバイス
ハードウェアウォレットはUSBメモリのようなデバイスです。
パソコンのUSBポートへの挿入か、Bluetoothで接続して使用します。小型のデバイスが多く、持ち運びも容易です。専用アプリをインストールしたパソコンかスマホがあれば、いつでも自分の資産にアクセスができます。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要銘柄に加えて、珍しいアルトコインに対応した製品も多いですが、メーカーによって対応通貨の種類が異なるため、購入前には必ず確認するようにしましょう。
オフラインで管理できる
ウォレットは、暗号資産やNFTなど自身の保有資産にアクセスする際に使う『秘密鍵』を保管するツールです。
ハードウェアウォレットの強みは、この秘密鍵をオフライン管理できる点にあります。秘密鍵は資産の送受信やウォレットのバックアップ時に使う、銀行の暗証番号のような役割を果たします。
ハッキングやウイルス攻撃の多くは、秘密鍵の奪取が目的です。秘密鍵を抜かれれば、ウォレットで管理している資産がすべて奪われてしまいます。
こういった攻撃は手口も様々で年々と巧妙化していますが、攻撃の大半はオンラインで行われます。
ハードウェアウォレットは、あらかじめ秘密鍵をインターネットから隔離することで、オンライン上で秘密鍵を抜き取ろうとするスキャムの被害を防ぐことが出来ます。
バックアップが可能
ハードウェアウォレットは破損・紛失・盗難に遭っても、別の端末でバックアップが可能です。
端末の初期設定時に発行されるリカバリーフレーズを、別の端末に入力することで、ウォレットの中身をすべて復元します。そのため、たとえ端末が壊れたとしても、資産を失う心配はありません。
ただし、リカバリーフレーズを紛失してしまった場合に限り、バックアップは不可能です。
リカバリーフレーズはメモなどに記帳し、大切に保管しましょう。
ハードウェアウォレットの使い方

ハードウェアウォレットは高いセキュリティを誇る反面、初めての方にはやや操作が複雑に感じられるかもしれません。
ここでは、基本的な使い方を下記4つのセクションに分けて解説します。
- 初期設定と本体の接続
- 暗号資産の受け取り
- 資産の送金・管理
- バックアップと復元
初期設定と本体の接続
まず、購入したハードウェアウォレットをパソコンやスマートフォンに接続します。多くの製品ではUSBケーブルやBluetoothで接続でき、専用のアプリをインストールすることで利用が開始できます。
初期設定では、言語の選択や新規ウォレットの作成を行い、秘密鍵やリカバリーフレーズの確認が求められます。このリカバリーフレーズは資産の復元に必須なので、絶対に他人に見せず、安全な場所に保管しましょう。
暗号資産の受け取り
暗号資産を受け取るには、ハードウェアウォレット内にあるアカウントから「受け取り」アドレスを表示します。そのアドレスをコピーして、暗号資産取引所や他のウォレットから送金すれば、資産がハードウェアウォレットに保管されます。
受け取りアドレスは通貨ごとに異なるため、送金する暗号資産の種類と一致しているかを必ず確認してください。
資産の送金・管理
資産を別のウォレットや取引所に送る場合は、ハードウェアウォレットと連携したアプリを通じて送金手続きを行います。送金先アドレスや金額を入力し、最後にハードウェアウォレット本体のボタンを押して承認します。
この「物理的な承認」を必要とするところが、ハードウェアウォレットの大きな特徴です。また、アプリ上では残高確認や取引履歴のチェックも行えます。
バックアップと復元
初期設定時に控えたリカバリーフレーズを使えば、万が一ハードウェアウォレットが壊れた場合でも、別の端末で復元可能です。新しいデバイスで「ウォレットの復元」を選び、フレーズを正しく入力すれば、以前と同じアカウント情報と資産にアクセスできます。
復元の際もオフライン環境で操作することを推奨します。リカバリーフレーズは絶対に他人に見せず、紙に書いて金庫などで厳重に保管することが重要です。
ハードウェアウォレットが壊れたら?

ハードウェアウォレットが物理的に壊れたり、接続できなくなったりしても、ウォレットに保管していた暗号資産が自動的に消えてしまうわけではありません。大切なのは「秘密鍵(リカバリーフレーズ)」を安全に持っているかどうかです。以下のポイントを押さえておきましょう。
- ハードウェアウォレット本体に暗号資産そのものは保存されていない
- 秘密鍵の管理方法が最も重要
- 秘密鍵の「バックアップ」は必ずしておこう
ハードウェアウォレット本体に暗号資産自体が保存されていない
まず理解しておくべきことは、ハードウェアウォレット本体には暗号資産そのものは保存されていない、という事実です。
本体には「秘密鍵」が入っており、その秘密鍵によってブロックチェーン上であなたの資産の所有が証明されています。
ウォレットが壊れても、この秘密鍵さえあれば、別のデバイスでウォレットを復元(「リストア」)することが可能です。
秘密鍵の管理方法が最も重要
ウォレット初期設定時に与えられるリカバリーフレーズ(通常12、18、または24語からなる単語の列)は、ウォレットを復元する唯一の手段です。
このフレーズを正確にメモして、安全な場所に保管しておくこと。紛失・破損・第三者への漏洩があると、資産を復元できなくなったり、盗難の危険が生じたりします。
また、故障と思われる状況に遭遇したら、まず以下を確認してみてください。
- 付属のUSBケーブルや接続ケーブルが正しいものであるか、ケーブル側に破損がないか。
- ウォレットを接続しているアプリまたは専用ソフトウェアが最新バージョンであるか、対応するドライバーが正しく動作しているか。
- パソコンやスマホを再起動してみる、別のUSBポートを使ってみるなど、接続環境に問題がないか試す。
- ボタン操作など物理的な操作ができない場合、それが完全な故障を示している可能性が高いが、表示ができないだけであればソフトウェア・ファームウェアの不具合の可能性も考えられる。
もし本当に故障してしまっていたら、メーカー保証や販売店のサポートを確認してください。多くの製品では購入後一定期間内であれば新品交換や修理対応が可能です。
また、購入元が国内か海外かで対応条件が異なることがあるので、購入時に「保証内容」「サポート体制」を確認しておくと安心です。
秘密鍵の「バックアップ」は必ずしておこう
最後に、仮にウォレットが使えなくても、資産を失わないための準備として、秘密鍵の「バックアップ」が非常に重要です。
紙に書いて保管する、耐火・耐水性のある素材を使った保管用の保護具を使う、複数箇所に分散して保管するなど、万が一の事態に備えておきましょう。
ハードウェアウォレットのリスクや注意点

高い安全性を持つとされるハードウェアウォレットですが、よい点ばかりではありません。
ここでは、ハードウェアウォレットを使用する際に生じるリスクや注意点を解説します。
- 導入費用がかかる
- リカバリーフレーズや秘密鍵の管理が必要
- 購入先には注意が必要
- スキャムサイトへの警戒を怠らない
デメリットや危険性も把握したうえで、ハードウェアウォレットの購入を検討しましょう。
導入費用がかかる
当然ですが、ハードウェアウォレットを導入する際には、購入費用が発生します。
安いものは5,000円前後から、高い機種だと50,000円近くかかるものもあります。
MetaMaskのようなオンライン上で使用するウォレット(ホットウォレット)の大半は無料で使えるので、費用面を比べればデメリットといわざるを得ません。
ハードウェアウォレットはメーカーや性能によって金額の差が大きいので、利用用途に合った機種を選ぶようにしてください。
リカバリーフレーズや秘密鍵の管理が必要
冒頭でも紹介しましたが、ハードウェアウォレットには、リカバリーフレーズが発行されます。
このリカバリーフレーズは、ウォレットを復元する際に使用するパスワードのようなものです。
しかし、リカバリーフレーズを紛失したり、忘れたりすると、万が一ハードウェアウォレットが故障した時にウォレットの復元ができなくなります。
当然、ウォレット内の暗号資産やNFTを取り出すこともできません。
また、第三者にリカバリーフレーズが知られれば、ウォレット内の資産が盗まれるリスクも発生します。
ハードウェアウォレットの安全性は、リカバリーフレーズがきちんと保管されているから担保されるものです。
リカバリーフレーズを紙に書いて金庫で保管するといった、厳重な取り扱いをおすすめします。
購入先には注意が必要
ハードウェアウォレットは、かならず公式サイトか正規代理店で購入してください。
現在、ハードウェアウォレットには偽物や、細工が仕込まれた端末が流通しています。
中古品や通販サイトで購入した場合、リカバリーフレーズを不正に盗むようなプログラムや、マルウェアが仕掛けられた端末を売りつけられるおそれがあります。
こういった端末を使用してしまうと、あなたの大事な資産がすべて盗まれかねません。
手口はどんどん巧妙になっているので、見た目だけで細工を見抜くのは困難でしょう。
安さに惑わされず、安全な正規品の購入を心がけてください。
なお、ハードウェアウォレットについて詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。
スキャムサイトへの警戒を怠らない
ハードウェアウォレットは遠隔操作による攻撃から資産を守ることできますが、スキャムサイトへの注意は引き続き必要です。
ソフトウェアウォレットはクリックで承認が可能で、遠隔操作されるとリスクが伴います。一方、ハードウェアウォレットは物理的なボタンを押さない限り承認されず、遠隔操作されてもウォレットの中身は安全です。
しかし、巧妙な偽装を施したスキャムサイトで誤ってハードウェアウォレットを承認してしまうと、NFTなどの資産を失うことがあります。信頼できるサイトでのみ承認操作を行い、自分の資産を守りましょう。
ハードウェアウォレットに関してよくある質問

ハードウェアウォレットを使ったことがないと、基本的な操作方法なども難しいでしょう。
以下では、ハードウェアウォレットに慣れていない人が抱く「よくある疑問・FAQ」をご紹介します。
- 日本製のハードウェアウォレットはある?
- ハードウェアウォレットが壊れたら中の資産はどうなる?
- ハードウェアウォレットはiPhoneでも使える?
- ビットコインを保管できるハードウェアウォレットは?
- ハードウェアウォレットに送金すると税金が発生する?
日本製のハードウェアウォレットはある?
日本製のハードウェアウォレットはあります。一例としては、株式会社GincoのGincoというウォレットです。日本製のGincoは海外メーカーの商品に引けをとらない性能やセキュリティを保持し、さまざまな暗号資産にも対応しています。日本語でのサポートが充実している点も、日本人ユーザーにとっては安心感を生む要因の1つだと評価できるでしょう。
ハードウェアウォレットはiPhoneでも使える?
一部のハードウェアウォレットではiPhoneでも使用することが可能です。
しかし、すべてのiPhoneで使用できるわけではないので注意が必要です。Appleユーザーからすると、iPhoneで使用できれば各段に手軽さは増しますが、iPhoneが使えるかどうかは、ホームページを見たり各メーカーに確認したりするのが最善でしょう。
ビットコインを保管できるハードウェアウォレットは?
ビットコインを保管する場合は、以下の2つがおすすめです。
- Ledger Nano S Plus
- COLDCARD
詳細については、上記で説明していますのでぜひご参考にしてください。
ハードウェアウォレットに送金すると税金が発生する?
ハードウェアウォレットに暗号資産を送金しただけでは、基本的に税金は発生しません。これは単なる資産の移動であり、課税対象となる「売却」「交換」「使用」には該当しないためです。
ただし、注意すべき点もあります。例えば、移動前と移動後のウォレット間で時価評価額に差が出た場合でも、あくまで「移動」だけなら課税されませんが、送金と同時に他の暗号資産と交換したり、サービスへの支払いに使ったりした場合は課税対象になります。
また、将来的に確定申告を行う際の記録のためにも、取引履歴やウォレット間の送金ログはしっかり管理しておくことが重要です。税務トラブルを避けるためにも、疑問点は税理士など専門家に確認するのが安心です。
ハードウェアウォレットおすすめまとめ

上記に9つおすすめの商品をあげてきましたが、今回の記事をきっかけに、初めて購入するハードウェアウォレットをご検討する方もいらっしゃるでしょう。
そんななかで、もっともおすすめできるのが、Ledger Nano S Plusなどの高性能なウォレットです。ハードウェアウォレットの市場の中でも、信頼のできるタイプは、往々にして高い信頼とコストパフォーマンスの両立を実現している商品です。
大半が海外メーカーであるハードウェアウォレットは、現在の為替事情のあおりを受けて、性能だけでなく時期などによっても大きく価格変動が起こります。今回の内容を参考に、価格面や性能面も考慮しながら、ご自分の用途にあったハードウェアウォレットを探してみてください。
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