鎌倉インターナショナルFC、鎌倉スタジアムNFTプロジェクトに関わる特許を出願

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鎌倉インターナショナルFCは、鎌倉スタジアムNFTプロジェクトに関する特許出願を完了したと発表しました。

鎌倉スタジアムNFTプロジェクトに関わる特許出願のお知らせ✅

鎌倉インターナショナルFCは、鎌倉スタジアムNFTプロジェクト @stadiumNFT に関する特許出願を完了したことをお知らせいたします。#1平米オーナーNFT#鎌倉スタジアムNFTプロジェクト #鎌倉インテル#clubwithoutborders pic.twitter.com/Vd6BUZCNUI

— 鎌倉スタジアムNFTプロジェクト (@stadiumNFT) October 15, 2025

本特許は、スタジアムなどの特定の場所での体験をよりインタラクティブで魅力的にすることを目的として、空間における特定の「場所」と、当該場所に関連付けられた仮想的な権利を所有するユーザーとをブロックチェーン技術で関連付ける仕組みに関するものです。

特許出願の背景

同クラブはこれまでに「鎌倉スタジアムNFTプロジェクト」を展開し、フィールドの「1㎡」をNFTとして販売してきました。

NFT保有者には、自分の区画でゴールやシュートなどのプレーが発生するとリワードを受け取れる仕組みを導入。

こうした体験を支える技術基盤をより安全に発展させ、関連技術を持つ企業や他クラブ・他競技・他産業とも連携できる形に整備するため、今回の特許出願に至ったとしています。

技術のポイント

・スタジアムなどのイベント空間を複数の区画に分割しアイテム化します。
・AIやセンサーにより、プレーやイベントの発生位置を検出します。
・ブロックチェーン上で、その場所の仮想権利者と自動的に紐づけます。
・スマートコントラクトにより、特典や報酬を付与します。

この仕組みにより、現実空間の出来事がデジタル空間で価値として可視化・流通する新しいスポーツエコシステムを実現できるとしています。

パートナー募集のお知らせ

鎌倉スタジアムNFTプロジェクトは、さまざまなパートナー企業との取り組みにより推進してきました。今回の特許出願を機に、同プロジェクトおよびこの仕組みを日本全国、そして海外に拡張していくことを目指し、スポンサーや協業パートナーを募集するとしています。主に以下の分野での連携を想定しています。

・ゲーム要素の発展:X-to-Earn構造の設計や、NFT所有体験をよりインタラクティブにするゲーミフィケーション開発
・エンゲージメント向上の仕組みづくり:NFT所有者がチーム・選手・地域とより深くつながるためのUX/CRM/リワード設計
・横展開のためのパッケージ化:他クラブや他競技、地域イベントでも導入できるソリューションの共開発・共同事業化

なお、以下の領域については既にパートナーとの取り組みを進めているとしています。

・ブロックチェーン基盤:株式会社GALLUSYS(NFT発行・スマートコントラクト実装支援)
・AI映像解析:株式会社Playbox(試合映像からの位置判定システム)
・ネットワーク映像:ソネット株式会社(複数台のネットワークカメラを活用した解析可能な環境構築)

鎌倉インターナショナルFC 代表 四方 健太郎氏によるコメント

鎌倉インターナショナルFCの四方健太郎代表は、次のようにコメントしています。

「『鎌倉スタジアムNFTプロジェクト』は、単なるデジタル技術の活用ではなく、“CLUBWITHOUTBORDERS”というビジョンを形にした挑戦です。中核となる技術を特許出願できたことは、クラブにとっても、日本の地域スポーツの未来にとっても大きな一歩だと考えています。フィールドの1㎡をNFTとして可視化し、応援が参加や共創に変わる仕組みを開発してきました。今回の特許出願は他者を排除するためではなく、この分野に最初に挑戦した私たちが排除されずに共創を続けるために行いました。この技術を通じて一緒に新しいスポーツ体験やファンコミュニティをつくっていく企業・団体の皆さまと連携を深めていきたいと考えています。鎌倉という街から世界へ。スポーツの価値を次のステージへ押し上げる挑戦を続けていきます。」

鎌倉スタジアムNFTプロジェクト

同プロジェクトは、鎌倉インターナショナルFCが運営するNFTプロジェクトです。「スタジアム芝生1平方メートルオーナー」というアイデアをNFT化し、サポーターがデジタル上でスタジアムの1㎡を所有できる仕組みを導入しています。これにより、NFT所有者は限定コミュニティやイベント参加、特典の付与など、クラブやスタジアムに深く関わる体験ができるとしています。スポーツとWeb3技術の融合による新しいファンエクスペリエンスを提供し、地域とともに現在および未来のスタジアムを創り上げていくことを目指すとしています。

プロジェクト公式サイト:https://kamakura-stadium-nft.com/
リリース:https://kamakura-inter.com/qwkpTsiV

「1平米オーナーNFT」とは

スタジアムのグラウンド(102m×64m)の合計6528㎡を対象に、6528平米のNFTを発行しています。各NFTは固有のグラウンド区画番号を持ち、所有者はデジタル上で特定の1㎡を保有する形になります。

※本記事は、企業等が発信したプレスリリースの内容を基に、中立的な表現へ整えて掲載しています。NFT Mediaの執筆記事（独自取材）ではありません。数値・日付・リンク等は発表元の情報に準じます。なお、NFT Mediaは本記事の内容や、記載の商品・サービス・プロジェクトを推奨・保証するものではありません。投資やサービスの利用については、ご自身で情報を精査し、自己責任でご判断ください。

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