【NFT×教育】教育分野におけるNFT活用事例6選

昨今、大注目されているNFT。

教育界において、NFTは、従来のカリキュラムや評価方法を一変させる可能性を秘めています。

教育現場では続々とNFTが導入されており、その影響はアーティスト・芸術家を目指す子供だけでなく、次世代を担う全ての世代の可能性をこれまで以上に増幅するのではないでしょうか。

そこでこの記事では、国内の教育分野におけるNFT活用事例6選をご紹介します。

教育分野におけるNFT活用事例6選

【入会権、卒業証明書をNFT化】オンライン学習サービス「PoL」

引用:techtecリリース

HP:PoLクリプトカレッジ
運営会社:株式会社techtec
リリース時期:2021年12月

教育分野でのブロックチェーン活用を進める株式会社techtecは、Web3.0を学ぶクリプト・ブロックチェーンの実践プログラム「PoLクリプトカレッジ」の提供を開始、並びに、その入会権をNFT化する日本初の取り組みを始めました。「PoLクリプトカレッジ」は、DeFiやNFT、DAOなど、仮想通貨・ブロックチェーンの先にあるWeb3.0の知識をより深く習得することができる実践プログラムです。

NFT化された入会権とは、「受講時に必要な入会金を固定価格で支払える権利」のことです。これを持っていると、将来的に入会金が高くなった場合でも、過去の安かった時の価格で入会金を支払い、プログラムの受講を開始することが可能です。

また、保有する入会権NFTは、NFTマーケットプレイスなどで自由に販売することが可能で、入会金が高くなる前に安く受講できる権利だけ購入しておいたり、受講後に入会権NFTを販売することで元金を回収したりと、様々な用途が考えられます。

【全専攻にNFTカリキュラムを導入】OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校

引用: 日本初、2023年4月より全専攻に「NFT」を導入開始。目指せ、NFTデジタルアートクリエーター!

HP:OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校 NFT デジタルアートクリエイター
運営会社:学校法人コミュニケーションアート OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校
リリース時期:2023年3月

OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校(以降OCA)は、2023年4月より専門学校として日本で初めて全専攻にNFTカリキュラムが導入されます。

OCAは開校以来、デザイン・テクノロジーをはじめ、e-sports・ホワイトハッカー、さらにはメタバースの教育の提供を行なっています。

そして今回、NFTカリキュラムが導入が決まり、自身の作品が約1300万円で取引されていたことで話題のVRアーティストのせきぐちあいみさんが特別顧問として就任されました。

全ての学生が、NFTの技術を身につけることで、自身と作品の価値をより高め、卒業後に「好き」を「仕事」にしてクリエーターとして長く活躍できるようになるために、大阪の地から最先端のNFTカリキュラムを提供していくとのことです。

【卒業証明書をNFTで発行】「Table Unstable – 落合陽一サマースクール2022(山口編)」

引用:電通グループnews

運営会社:株式会社電通グループ、シビラ株式会社、ソニー株式会社
リリース時期:2022年3月

電通グループ、シビラ、ソニーは、個人の学びや活動実績をNFT化し実績証明を行う、クレデンシャル管理の実証実験を行います。

その実証実験は、2022年4月29日から5月1日に山口市で開催される、メディアアーティストの落合陽一氏による特別カリキュラム「Table Unstable – 落合陽一サマースクール2022(山口編)」に参加した小学4~6年生に対して、受講終了後に卒業証明書をNFTで発行するというものです。

将来的に、NFTで実績証明を行い、大学入学・留学・就職などで活用できるようにすることを目指すという。NFTにより“学びの軌跡”を可視化することで、従来の試験のような一律評価だけでなく、多角的な要素で子どもの個性を認識できる、新たな教育のエコシステムを形成できるのではないかと考えられます。

【学習履歴証明書をNFTで発行】Web3コミュニティ「UNCHAIN」

「UNCHAIN」
引用:web3エンジニアコミュニティを運営するshiftbase、シードラウンドで3.1億円の資金調達を実施。組織拡大に積極投資。

HP:https://app.shiftbase.xyz/
運営会社:株式会社shiftbase
リリース時期:2022年7月

株式会社shiftbaseが運営しているWeb3のエンジニアコミュニティ「UNCHAIN(アンチェーン)」では、学習モチベーションを維持する仕組みにNFTを活用しており、プロジェクト参加型の教育コンテンツをクリアすると、それに紐付いたNFTが学習履歴証明として発行されるなどの取り組みを行っています。学習履歴証明NFTは既に300枚以上が発行されています。

「UNCHAIN(アンチェーン)」では、NFTの作成や分散型アプリの構築など、実務に近いプロジェクト型の教育コンテンツであることを特徴としており、全て無料で提供されています。

ポータルサイトや教育コンテンツの充実、コミュニティメンバーとして様々な特典を受けられるソーシャルトークン「$CHAI」拡張、人材採用等に調達した資金を活用し、更に事業を加速させていくとのことです。

【NFTアート収益機会の創出】専門学校日本デザイナー学院 / 株式会社エヌ・エフ・トゥーン

専門学校日本デザイナー学院 / 株式会社エヌ・エフ・トゥーン
引用:【産学連携】ウェブトゥーン・NFT/専門学校日本デザイナー学院と株式会社エヌ・エフ・トゥーンが業務協約を締結しました。

HP:https://ndg.ac.jp/
運営会社:学校法人呉学園、株式会社エヌ・エフ・トゥーン​​
リリース時期:2022年7月

専門学校日本デザイナー学院と、自社NFTプラットフォームを開発中の株式会社エヌ・エフ・トゥーンは、​業務協約を締結し、NFTアート収益機会の創出事業をスタートさせました。本事業により、これまでのマンガ家が行ってきたストーリー構築と作画のスキルを分業化させる制作スタイルをカリキュラムに加えることができ、コミッククリエイターは選択肢を増やすことができるようになります。

韓国初のウェブトゥーンはスマートフォンに最適化された新しいマンガの制作スタイルで、既存のマンガ作品を他国に輸出する際に起きる「読み進め方」の問題をクリアしたものです。今後はコミッククリエイターの活躍の場がますます広がっていくと思われます。

【学修歴証明書をNFTとして発行】千葉工業大学

引用:国内初!千葉工業大学で学修歴証明書をNFTで発行

HP:https://www.it-chiba.ac.jp/topics/pr20220818/
運営会社:株式会社PitPa / 千葉工業大学
リリース時期:2022年8月

千葉工業大学が株式会社PitPaと共同で、国内初となるNFTの学歴証明書を発行しました。

学歴証明書をNFTで発行することにより、改ざん等を防ぐだけでなく、国内外を問わず様々なプラットフォームで学びの成果をアピールすることが可能になります。

従来のブロックチェーン型証明書に比べ、仮想通貨のウォレットmetamaskなどでデータを管理できるため、ポータビリティー(可搬性)の優れたNFT証明書となっています。大手NFTマーケットプレイスOpenSeaだけでなく、オンラインチャットサービスのdiscordの入場証明やジョブ提供プラットフォームdeworkなどでも身分の証明として使用することができます。また、本NFT証明書には売買機能が備わっておらず、学位の取引が行われるリスクを回避することができます。

web3時代は、学生の就職活動に大きな変革を与えると言われています。

世界中から人材を獲得する動きが広がる中、いち早くweb3技術を取り入れることで、学生のキャリア形成を中長期的に支援することができ、千葉工業大学の強みを世界中にアピールすることが可能になります。

【最後に】

 教育界でも続々とNFTが導入されており、その影響はアーティスト・芸術家を目指す子供だけでなく、次世代を担う全ての世代の可能性をこれまで以上に増幅するのではないでしょうか。

 将来的には、NFTにより“学びの軌跡”を可視化することで、従来の学歴社会に一石を投じる「学習歴社会」を創り出せるのでは、とtechtec代表取締役の田上智裕氏は仰っています。

 学歴や資格など定量化された指標だけによる評価ではなく、日常的な学習記録やボランティア活動も含めることで、個々人の能力を多面的に評価できるのではないでしょうか。また、その評価をブロックチェーンに記録しておけば、クラスや学校が変わっても生徒の情報を共有することが出来るようになります。また、個人で学習歴を管理できるようになれば、これまでの努力や実績を見返すことが容易になります。

 本記事では6つの事例しか紹介できませんでしたが、今後は教育を超えてスポーツや・音楽など、子供に関わることの多くにNFTは活用されていくと思います。
 当メディアは、NFT界の更なる発展のために、今後も教育分野のみならず、様々な業界におけるNFTの活用事例を紹介していきます。

 他にもスポーツやゲームなどのNFT活用事例の記事もありますので、興味のある方は以下よりご覧ください!


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