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- NFTゲームってなに?
- 実際にプレイしてみたいけど始め方がわからない...
- リスクはないのかな?
NFTゲームとは、暗号資産にも使われているブロックチェーン技術を活用して開発されたゲームのことです。
ゲーム内のキャラクターやアイテムの多くがNFT化されており、ゲームをプレイして暗号資産を稼げる点が特徴に挙げられます。
「ゲームしながら稼げたらなぁ...」と思ったことがある人もいるとは思いますが、NFTゲームによってそれが現実となっています。
今回は、そんなNFTゲームの特徴や始め方、稼ぎ方、注意点について解説していきます。
NFTゲームをプレイしている方の口コミや、実際にプレイしてみた感想なども載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、NFTゲームをプレイするには、初期費用として暗号資産が必要です。
暗号資産は取引所で購入できますが、口座開設がまだの方にはGMOコインをおすすめします。
- 取り扱い銘柄数が国内最大級
- 日本円・暗号資産ともに入出金手数料が無料
- 1,000円以内で取引を始められる
登録は無料ででき、最短10分ほどで取引できるようになりますので、取引所の口座をお持ちでない方は、ぜひ下記からご登録ください。
Contents
NFTゲームとは何か
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は、ブロックチェーンの技術を基盤にして開発されたゲームのことです。
(※NFTを使わないブロックチェーンゲームも存在する)
NFTはブロックチェーン上に独自の識別番号を持つため、デジタルアセットやアイテムに所有権を確立することができます。ユーザーはゲーム内のNFTを自由に売買できるため、お金を稼ぐことも可能になっています。
NFTゲーム市場は2021年ごろに大きく盛り上がりましたが、現在は少し人気が落ち着いている状況です。しかし、世界中のゲーム開発会社がNFTゲームの開発を進めており、日本でもスクウェア・エニックスなどが参入しています。
NFTゲームは従来のゲームシステムを変える新しい技術として注目を集めています。
NFTゲームの特徴
NFTゲームの特徴は下記の通りです。
- プレイヤーが稼げる
- オリジナルアイテムやキャラクターを生み出せる
- デジタル所有権の保証
- 高いデータ透明性により不正が起きにくい
1. プレイヤーが稼げる
NFTゲームの大きな特徴は、ゲームプレイヤーが稼げるということです。従来のゲームの場合、プレイヤーはいくらゲームで遊んでも稼ぐことはできませんでした。しかし、NFTゲームの場合、ブロックチェーンの技術を活用することでプレイヤーが稼げる仕組みを構築しています。
稼ぐ方法は主に、ゲーム内のアイテムNFTの売買、ゲームをプレイしてトークンを稼ぐの2パターンです。
アイテムNFTの売買で稼ぐ方法は、ゲームをプレイして獲得したNFTをNFTマーケットプレイスで売買することで、収益を得る仕組みです。レアなアイテムほど高額で売買される傾向にあります。
ゲームをプレイしてトークンを稼ぐ方法は、特定の条件をクリアすることで報酬としてトークンが貰える仕組みです。このようなゲームのことを「Play-to-Earn(遊んで稼ぐ)」ゲームと呼びます。
NFTゲームの稼ぎ方はゲームによって様々あり、これからも多様化していくでしょう。
2. オリジナルアイテムやキャラクターを生み出せる
NFTゲームは、オリジナルアイテムやキャラクターを生み出せるという特徴があります。
従来のゲームでは、アイテムやキャラクターなどはすでに決まっており、ユーザーがオリジナルで作成することは不可能でした。
一部のNFTゲームの場合では、ユーザーがオリジナルアイテムやキャラクターを作成できるものもあります。また、作成したアイテムなどはマーケットプレイスで売買できるため、収益化も可能となっています。
アイテムやキャラクター作成の需要は今後も上昇していく可能性が高く、制作が得意なクリエイターにとって新しいビジネスモデルとなるでしょう。
3. デジタル所有権の保証
NFTゲームでは、デジタル上の所有権が保証されています。
一般的なゲームの場合、ゲームをプレイして獲得したアイテムやキャラクターの所有権はゲーム運営側にあります。また、いくら課金をしたとしても、ゲーム自体がサービス終了した場合はゲーム内のアイテムなどは全て無くなってしまいます。
しかし、NFTゲームの場合、NFTとなっているアイテムの所有権はユーザーにあり、もしゲームがサービス終了しても、外部の仮想通貨ウォレットなどで保有し続けることができます。また、サービス終了後にNFTを売買することも可能です。
ですが、サービスが終了したゲームのNFTは価値が無くなる可能性が高いので、注意が必要です。
4. 高いデータ透明性により不正が起きにくい
NFTゲームは、データの透明性が高いことから不正が起きにくいという特徴があります。
NFTゲームはブロックチェーン技術を基盤に作られているため、ブロックチェーンに記録されるトランザクションやアセットの売買情報などの情報は公開されます。ユーザーはブロックチェーンの取引履歴を確認し、過去の所有者などの追跡が可能です。この透明性により、不正行為や改ざんを発見しやすくなっています。
また、ブロックチェーンはネットワーク参加者によって分散的に管理されているため、一度記録された情報は改ざんできません。NFTはブロックチェーン上に永続的に保存され、アイテムやトークンの属性や所有権は保護されています。これにより、詐欺や不正なアセットの発行を防いでいます。
しかし、中にはセキュリティ上の脆弱性を持つゲームもあるので、ユーザーは信頼性の高いプラットフォームやゲームを選ぶことが重要です。
NFTゲームの始め方4STEP
ここからは、NFTゲームを始める手順を説明します。
- 暗号資産取引所で口座を開設する
- 暗号資産ウォレットのアカウントを作成する
- 取引所で暗号資産を購入し、ウォレットに送金する
- NFTゲームのアカウントを作成し、ウォレットを接続する
手順ごとに詳しく見ていきましょう。
STEP1.暗号資産取引所で口座を開設する
はじめに、暗号資産取引所で口座を開設します。
多くのNFTゲームでは、初期費用として暗号資産が必要になるため、NFTゲームに興味のある方は、事前に開設しておくことをおすすめします。
口座開設の大まかな流れは以下の通りです。
- メールアドレスを登録する
- 電話番号の認証
- 個人情報の入力
- 本人確認
口座を開設するには、スマホと運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類の2点が必要です。
これから口座開設を行う方は、あらかじめ用意しておきましょう。
どの取引所を選べば良いかわからない方には、GMOコインがおすすめです。
GMOコインは、日本円を入金・出金したり、暗号資産を送金したりする際に、手数料がかかりません。
また、他の取引所と比べて、取扱銘柄数が豊富な点を特徴とします。
コストを抑えてNFTゲームを始めたい方におすすめです。
STEP2.暗号資産ウォレットのアカウントを作成する
口座を開設できたら、暗号資産ウォレットのアカウントを作成します。
暗号資産ウォレットとは、暗号資産やNFTを管理・取引できるツールのことです。
ほとんどのNFTゲームでは、この暗号資産ウォレットが必要になります。
NFTゲームによって利用できるウォレットは異なりますが、MetaMask(メタマスク)のアカウントを作成しておけば、多くのNFTゲームに対応できます。
メタマスクの登録方法や使い方に関しては、下記の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
▼MetaMaskの詳細はこちら
STEP3.取引所で暗号資産を購入し、ウォレットに送金する
続いて、取引所で暗号資産を購入し、ウォレットに送金します。
購入する通貨は、ゲームによって異なります。
自分がプレイするゲームで、どの通貨が必要になるのかを事前に確認しておきましょう。
また、暗号資産をウォレットに送金する際、多くの取引所では手数料がかかりますが、GMOコインであれば、無料で送金できます。
STEP4.NFTゲームのアカウントを作成し、ウォレットを接続する
次にNFTゲームのアカウントを作成します。
自分のプレイするNFTゲームの公式サイトにアクセスし、メールアドレスやゲームで使用する名前を登録しましょう。
そして、最後にNFTゲームとウォレットを接続します。
ウォレットの接続に関しては、ウォレットのアイコンや「Connect Wallet(ウォレットを接続する)」をクリックするだけで接続が完了します。
NFTゲームおすすめランキング5選
ここでは、注目のNFTゲームを5つ紹介します。
- The Sandbox
- STEPN
- Sorare
- Axie Infinity
- SNPIT
それぞれ解説します。
The Sandbox
運営会社 | TSB Gaming社 |
公式HP | https://www.sandbox.game/jp/ |
X | https://twitter.com/thesandboxgame |
リリース時期 | 2012年 |
ゲームジャンル | サンドボックス |
The Sandboxはユーザーがメタバース空間(仮想現実)を自由に動き回りながら、オリジナルのアイテム、建物、サービスなどを作成したり、他のユーザーが作成したサービスなどを遊んだりできるゲームです。
アイテムなどを作成できるツール「VoxEdit」や3Dゲームを作成できるツール「Game Maker」が無料で提供されているため、クリエイターは自由にオリジナル作品を制作できます。
ゲーム内のLANDと呼ばれる土地やアイテムなどはイーサリアムブロックチェーン上のNFTとなっているため、ユーザーが自由に売買できます。また、LANDを他のユーザーに貸し出して収益化する方法も実装される予定です。
adidasやGUCCI、スクウェア・エニックスなど世界中の大手企業が参入している注目のゲームの一つです。
STEPN
運営会社 | Find Satoshi Lab |
公式HP | https://stepn.com/ |
X | https://twitter.com/Stepnofficial |
リリース時期 | 2019年 |
ゲームジャンル | NFTトレーディングカードゲーム |
STEPNは、「Move-to-Earn(運動して稼ぐ)」と呼ばれるジャンルの先駆けとなった人気ゲームです。NFTスニーカーを購入して、ウォーキングやランニングをすると報酬としてトークン(GST)を貰える仕組みです。
iOS、Androidの両方に対応しており、スマホがあれば始められるため、参入障壁が低いのが特徴です。
日本でもTVやSNSで紹介されたことで話題になり、ユーザー数も順調に増えていました。
現在はトークン価格が下落したことで人気も少し落ち着いていますが、Move-to-Earnジャンルは今後も伸びる可能性があるので注目です。
Sorare
運営会社 | Sorare |
公式HP | https://sorare.com/ |
X | https://twitter.com/Sorare |
リリース時期 | 2019年 |
ゲームジャンル | NFTトレーディングカードゲーム |
Sorareは、現実に行われるサッカー・バスケットボール・野球の試合結果がゲーム内のスコアに反映されるNFTトレーディングカードゲームです。
活躍する選手を予想してカードを組み合わせて自分のチームを作り、選手の活躍に応じてスコアが付与されます。例えば、自分のチームの選手がゴールを決めるとスコアが増え、反対に怪我などをしてしまうとスコアが入らない仕組みです。
NFTカードは、選手によって値段が変わります。有名な選手や注目されている選手ほど高額で取引されており、過去にはクリスティアーノ・ロナウド選手のカードが約3,200万円で売却されています。
Sorare実際の試合を見ながらゲームも楽しめる新感覚のブロックチェーンゲームとして人気が高いです。
Axie Infinity
運営会社 | SkyMavis社 |
公式HP | https://axieinfinity.com/ |
X | https://twitter.com/AxieInfinity |
リリース時期 | 2018年 |
ゲームジャンル | アドベンチャーゲーム、育成ゲーム |
Axie InfinityはNFTゲーム人気の火付け役となった大人気のゲームです。
Axieと呼ばれるキャラクターを使って、他のプレイヤーやコンピュータの敵などと戦ったり、育成や繁殖をしたりして遊ぶゲームです。
リリース当初はゲームを始めるために3体のAxieを購入する必要がありましたが、2022年4月からはスタート時に3体のAxieが貰える仕様に変更されたため、無料で始められるようになっています。
また、スカラーシップ制度も導入しているので、ゲームをプレイせずとも、所有するNFTを別のプレイヤーに貸すことで稼ぐこともできます。
先日、一部地域のApp Storeでもリリースされたことで、今後さらに人気が高まる可能性があります。
SNPIT
運営会社 | 株式会社GALLUSYS |
公式HP | https://lp.snpit.xyz/ |
X | https://twitter.com/SNPIT_BCG |
リリース時期 | 2023年12月 |
ゲームジャンル | Snap to Earn |
SNPIT(スナップイット)は、2023年12月にリリースされたSnap to EarnジャンルのNFTゲームです。
カメラNFTを購入し、スマホカメラで写真撮影を行うことで、暗号資産を稼ぐことができます。
カメラの性能を向上させることで、暗号資産の獲得量を増やせたり、他プレイヤーが投稿する写真の綺麗さでバトルし、勝利することで暗号資産を獲得できたりもします。
国内企業が開発・運営を行っており、無料プレイも可能なため、NFTゲームが初めての方におすすめです。
▼SNPITの詳細はこちら
NFTゲームでの稼ぎ方
NFTゲームは、遊びながら稼げることが魅力ですが、稼ぎ方はなにも一つではありません。
ここでは、NFTゲームの稼ぎ方を3つ紹介します。
- ゲームをプレイする
- NFTを転売して売買差益を狙う
- NFTゲーム関連の暗号資産に投資する
それぞれ深掘りします。
ゲームをプレイする
1つ目は、ゲームをプレイして稼ぐ方法です。
こちらは、NFTゲームの稼ぎ方の中では、最もオーソドックスな方法と言えます。
NFTゲームの遊び方は、従来のゲームとほとんど変わりません。
- 他プレイヤーとバトルして勝利する
- モンスターを倒す
- ミッションをクリアする
上記のような方法で、暗号資産を稼げます。
一方で、「歩いて稼ぐ」であったり、「写真を撮影して稼ぐ」など、NFTゲームならではの遊び方で稼げるものもあります。
下記の記事では、NFT MediaがおすすめするNFTゲームをまとめて紹介していますので、ぜひご覧ください。
NFTを転売して売買差益を狙う
2つ目は、NFTを転売して、その差益で稼ぐ方法です。
NFTゲーム内のキャラクターやアイテム、土地などは、NFT化されており、以下の方法で取得できます。
- 自分で作成する
- ゲームをプレイして獲得する
- マーケットプレイスで購入する
レア度の高いアイテムや強力なキャラクターは、高値で取引される傾向にあります。
通常より安い価格で売りに出されているNFTや、価値の上がりそうなNFTを購入しておくことで、将来的に大きな利益を得られる可能性が高くなります。
NFTゲーム関連の暗号資産に投資する
最後は、NFTゲーム関連の暗号資産に投資して稼ぐ方法です。
ゲーム内のアイテムやキャラクターは、基本的に暗号資産で取引されています。
NFTゲームの注目度や人気が高くなれば、そのゲームで使用される暗号資産の需要も高まり、価格が上昇しやすくなります。
一例として、Gas HeroというNFTゲームの基軸通貨であるGMTトークンの価格推移を見てみましょう。
Gas Heroは、STEPN(後述)と言われる人気NFTゲームを運営するFind Satoshi Labの新作として、リリース前から大きな注目を集めていました。
リリース日に関しては、以前から2023年11〜12月と言われていましたが、2024年1月3日に正式リリースすることが12月末に発表されました。
それに伴い、GMTトークンの価格も急激に上昇していることがわかります。
2023年10月時点とリリース前後の価格を比較すると、0.15ドルから0.35ドルと約130%の上昇を見せました。
このように、注目度の高いNFTゲームに関連する暗号資産に投資すれば、大きな利益を得られる可能性があります。
NFTゲームを実際にプレイしてみた
ここでは、実際にNFTゲームをプレイしてみます。
今回プレイするのはPROJECT XENO(プロジェクトゼノ)です。
PROJECT XENOは国内企業が開発したNFTゲームです。
人気YouTuberのヒカル氏がアンバサダーに就任していたり、YouTubeやTiktokなどで広告を出していたりと、今注目を集めるNFTゲームと言えます。
※PROJECT XENOは、専用のNFTを購入しないと、暗号資産を稼げません。
▼PROJECT XENOの詳細はこちら
では、実際にプレイしてみます!
PROJECT XENOでは、チュートリアルを終えたら、すぐにバトルを楽しめます。
XENO(ゼノ)と呼ばれるキャラクターとスキルカードを使い、相手と競い合います。3体のXENOを先に倒したプレイヤーの勝利です。
今回初めてプレイしてみましたが、スキルカードの使い方や倒す敵の優先順位など戦略要素の強いゲームだと感じました。
先に1体倒され、やや不利な状況になってしまいました。
なんとかこちらも1体倒せました。ここから上手く立ち回り、逆転を試みます。
スキルカードごとに異なる演出があり、とても楽しみながらプレイできます。
自分のXENOがもう一体倒され、最後の一体となってしまいます。
しかし、強力なスキルカードを引けたおかげで、一気に形勢逆転できました。
こちらのXENOの体力が減らされながらも、相手の持つ最後のXENOを瀕死に追い込むことに成功します。
結果、見事に勝利しました!
今回、実際にプレイしてみた感想としては、一般的なスマホゲームと変わらないゲーム性があり、シンプルに楽しめました。
国内企業が運営していることから日本語に対応しており、英語が苦手な方やNFTゲーム初心者の方にもおすすめです。
興味のある方は下記よりダウンロードしてみてください。
NFTゲームのリスク・注意点
これからNFTゲームを始める方は、以下の3点に注意しましょう。
- 初期費用がかかることが多い
- 詐欺やハッキングに注意する
- ゲーム内のNFTや暗号資産の価格が下落するリスクがある
それぞれ詳しく説明します。
初期費用がかかることが多い
NFTゲームの多くは初期費用がなければ、始めることができません。
目安としては、安くて数千円、高い場合で数十万円になります。
特に注目度の高い海外発のNFTゲームは、大きく稼げる反面、初期費用が高くなりやすい傾向にあります。
国内のNFTゲームであれば、無料で始められたり、数千円台で始められるものが多くありますので、初心者の方におすすめです。
詐欺やハッキングに注意する
NFTゲームの世界では、詐欺やハッキングによる被害が後を絶ちません。
NFTはここ数年で急激に発展した市場であるため、規制が十分になされていないのです。
そのため、悪意のある第三者が運営するプロジェクトも中には存在し、注意せずにいると、自分の資産を失ってしまう可能性があります。
また、NFTゲームが基盤とするブロックチェーンがハッキングされ、数百億単位の暗号資産が流出した事例も見られます。
NFTゲームを始めてみたい方は、これらのリスクがあることを理解した上で、プレイする必要があります。
ゲーム内のNFTや暗号資産の価格が下落するリスクがある
最後は、ゲームで使用するNFTや暗号資産の価格が下落するリスクについてです。
NFTや暗号資産は、価格の変動が激しいことを特徴としており、莫大な利益を得られるチャンスがある一方で、大きな損失を被るリスクも同様にあります。
また、それらの価格はプレイヤーや投資家の需要と供給に大きく依存しています。
実際に、需要と供給のバランスが崩れたことで、急激に稼げなくなったNFTゲームは少なくありません。
NFTゲームをプレイする目的が、楽しむことだけであれば話は別です。
しかし、稼ぐことを目的とするなら、価格の変動リスクを前提とした上で、適切なリスク管理を行うことが重要です。
NFTゲームに関する口コミ・体験談
NFTゲームを始めてみたい方は、すでにプレイしている人の意見を参考にすると良いでしょう。
ここでは、NFTゲームに関する口コミや体験談を紹介します。
日給は驚異の$120
こちらは、キャプテン翼RIVALSをプレイする人の口コミです。
キャプテン翼RIVALSは、キャプテン翼のキャラクターがカードになって登場するNFTカードです。
ゲームをプレイしたり、他プレイヤーとのバトルに勝利することで、暗号資産を稼げます。
こちらの方に関しては、日給で約1.7万円ほど稼げている様子です。
日給で100万円稼げた
こちらの方は、Gas Heroで日給100万円を稼げたという口コミを投稿しています。
「NFTでの稼ぎ方」の章でも紹介したGas Heroですが、リリース直後は日給で数万〜100万円以上稼げたという報告が多く見られました。
「遊びながら稼げる」という謳い文句が怪しい
こちらは、NFTゲームの遊びながら稼げることに対して、怪しさを感じている方の口コミです。
NFTゲームを知らない人からしたら、当然の反応と言えます。
NFTゲームにおいて、ゲームをプレイして稼げることは事実です。
一方で、詐欺やハッキングなどの危険性があることも事実ですので、NFTゲームをこれから知る方には、是非とも知っておいていただきたい部分と言えるでしょう。
NFTゲームの今後や将来性
NFTゲームの将来性を以下3つのポイントから解説します。
- 大手企業の参入
- 市場規模の拡大
- 法整備の発展
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大手企業の参入
NFTゲーム市場には、国内外問わず多くの大手企業が次々に参入しています。
以下の画像をご覧ください。
こちらはCoinGeckoが公開したもので、世界中の大手ゲーム企業のWeb3領域に対する姿勢を表しています。
黄緑色がすでにNFTゲームの開発を進める企業で、スクウェア・エニックスやバンダイナムコ、コナミなど国内の有名企業がいくつか含まれています。
加えて、ネットイースや任天堂など誰もが知る企業なども、Web3領域に対して、前向きな姿勢を見せているとのことです。
彼らの参入により、大規模な開発やプロモーションが行われ、業界全体が大きく前進する可能性があります。
市場規模の拡大
NFT市場はここ数年で急激に拡大する分野です。
2021年には、NFTゲーム関連の売上が7,000億円以上と、前年比で10倍以上の成長を見せました。
2022年から2023年に関しては、市況の悪化によって盛り下がってしまいましたが、2024年のNFTゲーム市場に対しては前向きな見解を示す意見が多く見られます。
前述した通り、最近では大手企業の参入事例が少なくないため、NFTゲーム市場は今後拡大していくことが予想できます。
法整備の進展
NFTゲーム市場の成長には、法整備の発展が不可欠です。
以前と比べると、NFTに対する規制を検討する動きは各国で見られるものの、まだ十分とは言えない状況です。
今後、適切な法整備が進められることで、市場が安定し、従来のゲームのように一般の人にも楽しまれる日が来る可能性があります。
NFTゲームに関してよくある質問
最後に、NFTゲームに関してよくある質問に回答していきます。
- NFTゲームは稼げないですか?
- NFTゲームで稼げる月収はどのくらいですか?
- NFTゲームはスマホでもプレイできますか?
気になるものがあれば、ぜひご参考にしてください。
NFTゲームは稼げないですか?
以前に比べて、NFT市場は落ち着きを見せており、かんたんに稼げる状況ではなくなっています。
ですが、稼ぐポイントさえ押さえれば、この稼ぎにくい状況でも利益を出すことは十分に可能です。
NFTゲームで稼ぎたい方は、以下の3点を意識してみましょう。
- 早い段階で参入する
- 情報収集を行い、戦略を立てる
- 原資回収を優先する
NFTゲームで利益を出すには、鮮度の高い情報を集めることが大切です。
リリース前から情報収集を行い、利益を出すための戦略を常に考えることが大きな利益に繋がります。
また、多くのNFTゲームは投機的なイメージが強く、リリース後の数日から数週間しか稼げないことも少なくありません。
参入タイミングを誤ると、原資回収できずにマイナスで終わってしまう可能性もある点に注意が必要です。
NFTゲームで稼げる月収はどのくらいですか?
NFTゲームで稼げる月収の目安としては、数万から数十万円の人が多いです。
稀に数百万から一千万円以上を稼ぐプレイヤーも見られます。
ただし、NFTゲームで安定した利益を得るのは、かなり難しいと思った方が良いでしょう。
これは、持続性のあるエコシステムを確立しているNFTゲームが、ほとんどないです。
多くのNFTゲームは、リリース後からまもなくゲーム内で使用する暗号資産やNFTの価格が下落し、思うように稼げなくなってしまいます。
本記事で紹介したSTEPNも、最盛期であれば数万円稼ぐのが珍しくありませんでしたが、現在は同じようにプレイしても数百円程度しか稼げません。
NFTゲームはスマホでもプレイできますか?
できます。
割合としては、スマホでプレイできないNFTゲームの方が少なく、多くのNFTゲームはスマホ版やブラウザ上でのプレイが可能です。
実際に、本記事で紹介した以下4つのNFTゲームも、スマホでプレイできます。
- STEPN
- Sorare
- Axie Infinity
- SNIPT
興味のある方は、本記事を参考に実際に始めてみてはいかがでしょうか。
NFTゲームのまとめ
今回は、NFTゲームの特徴や始め方、稼ぎ方、おすすめのNFTゲームなどを解説してきました。
NFTゲームはブロックチェーン技術を基盤に開発されたゲームのことで、ゲームをプレイして暗号資産を稼げる点が特徴です。
日給で言えば、数万円から高い人で100万円以上を稼ぎ出している人も見られます。
初期費用がかかる場合が多いですが、中には無料で始められるものもありますので、興味のある方は、この機会にぜひ始めてみてください。
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