NFT×NFCタグの活用事例と将来性を考察
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NFCとNFTを組み合わせることで、物理的なアートやファン向け商品がデジタル世界でも取引したり、コレクションしたりできるようになるかもしれません。

この記事では、可能性に満ちたNFT×NFCタグ技術とその影響を考えてみます。 

NFTとNFCの基礎知識

初めに、NFTとNFCの基礎知識について解説します。

  • NFTとは?
  • NFCとは?

それぞれ具体的に見ていきましょう。

NFTとは?

NFTとは、Non-Fungible-Tokenの略称で、ブロックチェーン技術を基にしたデジタルアセットのことです。1:1の比率で交換できるビットコインやイーサリアムなどの暗号資産とは対照的に、NFTはそれぞれが交換できない唯一無二の価値を持ちます。

NFTは、ブロックチェーン上で発行・取引されるため、取引履歴を誰でも確認できます。これにより、発行元や所有者情報の確認やコピー作品との区別が可能になり、デジタルデータに"希少価値"が生まれるようになりました。

NFTは、デジタルコンテンツに「所有」という概念を与え、今までにないビジネスモデルを誕生させています。

NFTについてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
参考:

">NFTとは?仕組みや始め方を初心者向けにわかりやすく解説

NFCとは?

NFCとは、「Near Field Communication」の略称で、日本語では近距離無線通信を意味します。NFCの中には非接触ICチップが埋め込まれており、NFCを搭載したもの同士を近づけることで、データのやり取りができます。

以下の4つは、NFCを搭載しているものの一例です。

  • Suica
  • Pasmo
  • Edy
  • おサイフケータイ

電車に乗る時や買い物の支払いにおいて、上記のようなものを使った経験がある人は多いのではないでしょうか。これらには、すべてNFCの技術が使われています。NFCは利便性が非常に高いことから、現代社会で幅広く使われる重要な技術と言えるでしょう。

NFTとNFCを組み合わせると何ができるのか

では、NFTとNFCを組み合わせると、どんなことができるのでしょうか。

現在、NFTとNFCを組み合わせた取り組みとして考えられているのは、実物のアイテムをNFTとして認識し、デジタル資産としても所有できるようにすることです。NFTの情報を書き込んだ、NFCタグを実物のアイテムに取り付け、スマートフォンで読み込むことでデジタル資産として所有権の証明が可能になります。

その一例として、WrapTag(ラップタグ)というサービスがあります。

WrapTag(ラップタグ)とは、実物のアイテムにNFTマーケティングタグを取り付け、専用のアプリを使ってスマートフォンで読み取ることで、そのアイテムを証明するNFTを作成できるサービスです。

ラップタグはブロックチェーンを利用しますが、暗号資産は必要としません。そのため、今までNFTや暗号資産に触れたことのない人でも、比較的使いやすいように設計されています。

基本的に、コレクションアイテムはアートやフィギア、サイン入りTシャツなど外出時に持ち歩けないものばかりです。しかし、ラップタグを使えば、NFTとしてデジタルでの所有が可能になり、外出時にも気軽に持ち歩けるようになります。

引用:プレスリリース


他には、すでに国内でも「NORIFORCE」がプロデュースする「NFT-shirt」が注目されました。これは、スマホでタップするだけでNFTを獲得できるものです。

Tシャツには、NFCを活用した「LGT Tag」が組み込まれており、初回企画として、人気プロジェクト「OP Sumo Club」から新コレクション「OP Sumo Legendary Drops」のリリース記念として販売され、わずか4分で完売する人気となりました。

参考:TシャツにタップするだけでNFTが獲得できる「NFT-shirt」とは?

NFT×NFCの可能性を考える

NFTとNFCの組み合わせは、ビジネス面もしくはコレクションをはじめとしたファン向け商品における新たな可能性を秘めています。

まず、ビジネス面への影響を考えると、NFTとNFCの組み合わせは、商品やサービスの付加価値を高めることができます。

例えば、アーティストやクリエイターがアート作品を販売する際に、そのアート作品にNFTの情報が入ったNFCタグを組み込んだとしましょう。この場合、購入者は実際のアート作品だけでなく、その作品のデジタルバージョン(NFT)も手にいれることができます。これによって、実物のアイテムのみが取引されるのではなく、NFTコレクションの取引も活発に行われる可能性があります。

また、NFCとNFT の組み合わせは、コレクション分野においても大きな影響を与えるではずです。
今までのコレクションアイテムは、物理的な形でのみ所有されていました。しかし、NFCタグを組み込んだアイテムによって、デジタルと物理の両方での所有が可能になります。

これにより、コレクターはアイテムのデジタルバージョンをデジタル空間で展示したり、同じ趣味を持つ人同士で共有することが可能です。クリエイターとファン、ファン同士の関係がより密接になり、コミュニケーションや応援の形が進化する可能性があります。

さらに、NFT の取引履歴や所有権の証明がブロックチェーン上で確認できるため、アイテムの信頼性や価値も向上するはずです。

引用:Azuki公式サイト

例えば、NFTコレクションとして世界的に人気を博している「AZUKI」では、新たに発表「PBT」を発表しています。PBT(Physical Backed Token)とは、物理的なものにNFCタグを埋め込み、スマホ等で読み込むことで、デジタル上での移転を紐づけることを可能にしたものです。

NFCタグが付い黄金のスケートボードを、スマホで読み取ることで所有を証明するトークンが発行されます。「AZUKI」はコレクターページ機能を実装していて、スケートボードを所有すればページ内の画像に反映されます。

物理的なアイテムの所有や移動がデジタル上に反映されるという点で、活気的な取り組みとして注目されました。

このように、NFTとNFCの組み合わせによって、物理的なアイテムとデジタルの世界を結びつけることができ、新たな所有概念やビジネスモデルを生み出す可能性があります。
今後、さらなる進化や応用が期待される分野と言えるでしょう。

NFTについては、下記の記事でわかりやすく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

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