XANA(ザナ)とは?Web3メタバースプロジェクトの特徴や将来性を解説

「XANA(ザナ)ってなに?」
「どんな特徴があるの?」
「XANAの始め方がわからない…」

この記事は、上記の疑問や悩みを持つ人に向けた内容となっています。

メタバースは、ここ数年で急激に注目を浴びるようになった分野ですが、XANA(ザナ)もその中の一つです。

XANAは、NOBORDER.z社が開発したメタバースプロジェクトです。「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」といった有名アニメとコラボしたり、木梨憲武さんや手越祐也さんなどの有名人がXANAのNFTを購入したことで大きな話となりました。

また、「XANA JAPAN」のCEOに、エンターテイメントのDX化​​を推進する株式会社BACKSTAGE代表の溝口勇児が就任したことでも注目が集まっています。

本記事では、そんなXANAの特徴や将来性についてわかりやすく解説していきます。

あわせて、XANAの始め方を実際の画像を参考に解説しているので、XANAを始めてみたい方はぜひご覧ください。

XANA(ザナ)とは

メタバースのイメージ
引用:XANA

「XANA(ザナ)」は、NOBORDER.z社が開発し、XANALIA Limited社が運営するWeb3.0メタバースプロジェクトです。現実世界と仮想世界を繋げ「クロスリアリティ」を導入し、PC、スマホ、VRなどのマルチデバイスで利用可能な自由系メタバースです。メタバース内では遊びだけでなく、仮想世界と現実世界を繋げた経済活動にも力を入れています。

NOBORDER.z社は、ブロックチェーン技術やメタバースの分野で高い実績を持つ企業です。同社のCEOであるRio氏は日本人で、ドバイに在住しながら100人以上の規模のチームと連携を取りながら開発を進めています。

XANAは、独自のチェーンにより取引が行われ、NFTや土地なども販売しています。XANAの土地は、独自の分散型台帳により管理され、個人でも所有することも可能です。また、XANAでは、さまざまな企業がビジネスを展開することができるようになっており、実際に企業がXANAとコラボレーションする例も出てきています。

NFT市場においても、XANAで独自に販売されるNFTがすでに存在しています。これらのNFTは、XANA内のさまざまなアトラクションや施設にアクセスするために必要な入場識別やアバターの着せ替えなどの役割を持っています。

XANAは、日本語の公式HPがあり、既存のメタバースプロジェクトの公式HPが英語表記が多い中、日本人でも情報を得やすいことが特徴です。今後も、XANAは世界中から注目されることが期待されており、様々なコラボレーションも予定されています。

XANA(ザナ)の特徴

では、XANAにはどんな特徴があるのでしょうか。

XANA(ザナ)は以下5つの特徴を持ちます。

  • 独自ブロックチェーン「XANAチェーン」
  • プラットフォームトークン「XETA」
  • NFTマーケットプレイス「XANALIA」
  • NFTTコレクション「XANA:GENESIS」
  • メタバースの土地「XANA:LAND」

それぞれ深掘りしていきます。

独自ブロックチェーン「XANAチェーン」

XANAでは、独自ブロックチェーン「XANAチェーン」にて取引がされています。

XANAチェーンは、Avalancheのサブネットをベースに構築されており、低コストかつ高速なトランザクション処理が可能です。加えて、世界初のメタバースに特化したパブリックチェーンであり、セキュリティ性能が非常に高い点も特徴に挙げられます。

後述する「XANALIA」や「XANA:LAND」などのサービスは、基本的にXANAチェーンを基盤に成り立っています。

プラットフォームトークン「XETA」

XETA(ゼータ)は、XANAの主要通貨としての役割を持ち、さまざまな場面で必要になります。

具体的には以下の用途があります。

  • ガス代
  • ステーキング
  • ゲーム報酬

XANAでNFTを購入したり、NFTゲームをプレイする場合、ガス代としてXETAが必要です。

ガス代として使われたXETAの多くは、バーンされ供給量が減るため、将来的に価値が上がることを期待できます。

また、XETAをステーキングすることで、利回りを得られるだけでなく、限定NFTや特別な権利と交換できるチケットを獲得できます。

XETAの概要は以下の通りです。

トークン名XANA(XETA)
1XETAあたりの価格¥3.77
ランキング3,118位
時価総額¥470,981,356
総供給量5,000,000,000XETA

NFTマーケットプレイス「XANALIA」

引用:XANALIA

「XANALIA」とは、NOBORDER.z社が開発し、XANALIA Limited社が運営する独自のNFTマーケットプレイスです。

XANALIAに対応するチェーンは以下の4つです。

  • Ethereum(イーサリアム)
  • XANAチェーン
  • BSC(バイナンス・スマート・チェーン)
  • Polygon(ポリゴン)

XANALIAでNFTを取引する場合、暗号資産での決済に加えて、クレジットカードでの決済が可能です。

また、XANALIAではAR・VR技術が駆使されており、仮想世界で自分のNFTコレクションを展示することができます。

NFTコレクション「XANA: GENESIS」

引用:XANALIA

XANA:GENESIS(ザナ・ジェネシス)は、XANAで使用するAI機能を搭載したNFTコレクションです。XANA独自のAIエンジンである「PROPHET」をベースに、デフォルト状態から自分好みのAIパートナーへと変化していきます。

XANA:GENESISの持つ機能は以下の4つです。

  • チャット機能
  • アニメーション
  • ゲームのオートプレイ
  • ステーキング

チャット機能を使ったコミュニケーションを重ねることで、自分だけのオリジナルAIが誕生します。

他にも、自分の代わりにゲームを自動でプレイしてくれる機能や、XANA:LAND(後述)でのステーキング機能などさまざまな活用方法があります。

2022年7月に合計10,000点のXANA:GENESISが販売され、販売開始から数時間で完売したことで話題になりました。

メタバースの土地「XANA: LAND」

XANA:LANDは、XANAが展開するメタバースの土地(ランド)です。

合計で8,771個のランドが存在し、初回販売時には日本円で約6億円もの取引高を記録しました。XANA:LANDの1区画(50m×50m)の単位を「パーセル」と呼び、サイズは全部で4つあります。

また、XANA:LANDには3つのレアリティ(コモン・レア・スーパーレア)があり、レアリティが高いほどメタバース内の中心地に近くなっています。

XANA:LANDの用途は以下の3つです。

  • レンタル
  • 建物の作成
  • XANA:GENESISをステーキングして報酬を得る

XANA:LANDはフロア価格0.17ETH(約4.4万円)ほどと、他のメタバースプロジェクトに比べ安価で取引できます。

XANA(ザナ)の始め方

XANA(ザナ)は以下4つの手順で始められます。

  1. XANAのスマホアプリをダウンロードする
  2. ユーザー登録を行う
  3. アバターを作成する
  4. ワールドを探索する

それぞれ実際の画像を参考に解説していきます。

1.XANAのスマホアプリをダウンロードする

初めに、XANAのスマホアプリをダウンロードしましょう。

iOSAndroidの両方に対応していますが、iOS版はテスト段階にあるため、先にTestFlightをダウンロードしておく必要があります。

アプリをダウンロードしたら、起動し上記の順に進めていきましょう。

2.ユーザー登録を行う

続いて、ユーザー登録を行います。

「新規登録」をタップします。

携帯の電話番号もしくはメールアドレスを入力し、受け取った認証コード(4桁の数字)を入力します。

電話番号を入力する際は、SMS(ショートメッセージ)に認証コードが届きます。

パスワードを設定し、XANAで使用する名前を入力しましょう。

以上でユーザー登録が完了です。

3.アバターを作成する

次にアバターを作成します。

初めに好きなキャラクターを選択し、赤枠の「カスタム」にてアバターを自分好みにカスタマイズしていきます。

髪型や口元、体型などカスタマイズ性が非常に高い点を特徴としています。

4.ワールドを探索する

アバターを設定できたら、実際にプレイしてみましょう。

赤枠にはさまざまな「ワールド」があり、気になるワールドがあれば自由に探索できます。

上記の画像がワールド内部の様子です。

左のスティックボタン(丸いボタン)で移動し、ワールドを探索してみましょう。

XANA(ザナ)の将来性

XANAの将来性について、以下の3つから考察していきます。

  • メタバース市場の拡大
  • 有名IPとのコラボ
  • 複数のデバイスに対応

それぞれ詳しく解説します。

メタバース市場の拡大

メタバース市場はここ数年で急拡大してきました。

市場調査を行うMarketsandMarketsによると、「メタバース市場は、2022年の618億ドルから2027年末までには約4,269億ドルに成長する」と予想しています。

その証拠に、メタバース市場には国内外問わず、数多くの大手企業が参入しています。

以下はメタバース市場に参入した企業の一例です。

  • ZOZO
  • ANA
  • ソニーミュージック
  • adidas
  • NIKE
  • GUCCI

世界的に有名な企業ばかりです。

上記のような大手企業が先陣を切って参入したことで、他の企業も続々と参入しています。メタバース市場が拡大すれば、XANAの認知度も拡大していくことが予想できます。

有名IPとのコラボ

XANAは有名IPとのコラボしている点で将来に期待できると言えます。

例えば、「鉄腕アトム」や「ウルトラマン」などの人気キャラクターが過去にコラボしています。このようなコラボ作品は、XANALIAで取引できます。

今後も多くの有名IPとコラボすることで、新規参入者の増加を期待できます。

複数のデバイスに対応

XANAで展開されるメタバースは、PCだけでなく、モバイルやVR、ARなどマルチデバイスに対応しています。

「The Sandbox」や「Decentraland」など他のメタバースプロジェクトはPCでしかプレイできません。一方で、XANAはモバイルにも対応しているため、多くの人が気軽に始めることができます。

現代はほとんどの人がスマホを持つため、スマホ対応のXANAには将来性があると言えるでしょう。

XANA(ザナ)まとめ

XANAメタバースは既に有名企業、地方自治体、グローバルブランドと広く提携を進めています。今後も国内外で提携の事例は増えていくことが考えられます。

最近では、日本で大ブームとなっている格闘エンターテイメント「BREAKING DOWN」とのコラボNFTのリリースやラップバトルを主催するなど、新しいユーザー獲得のための提携を凄まじい勢いで進めています。

また、メタバース上のNFTトレーディングカードゲーム「NFT Duel」は、日本が世界に誇るIPとコラボし、長期的な価値とユーティリティーを提供することができます。このようなIPは、世界中で有名なためそのファン層を取り込める可能性が高いでしょう。

XANAではAIにも力を入れており、AI技術の発展と機械学習によって更にユーザーが使いやすいAIに進化していくでしょう。

メタバース市場は今後拡大していくと注目されており、世界中の企業が開発を進めています。XANAは、世界中に数あるメタバースの中でも開発スピードや提携企業の多様さでもトップクラスの実績を持っています。

既にスマホで遊ぶことが可能で、今後アップデートをしながら様々なコンテンツが追加されていくことが期待されています。

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