【注目ニュース 8/22-8/28】VISAがNFTアート、CryptoPunksを購入
https://www.larvalabs.com/cryptopunks/details/7610?linkId=128409384

この記事ではNFTに関連する注目すべきニュースを解説します。今回はVISAがNFTアート「CryptoPunks」を購入したニュースについてです。

8月23日、決済大手のVISAがNFTアートを購入したことをTwitterで発表しました。このニュースはNFTに関連する主要メディアでも次々に取り上げられ、各方面から注目を集めました。

VISAのNFTへの参入が一体どのような意味をもたらすのか、気になるところです。

NFTの動向が気になる方向けにニュースを振り返りながら解説していきます。

VISAがNFTアートを約1650万円で購入

決済大手のVISAはTwitterアカウント「VISA NEWS」にてNFTアート「CryptoPunks」のうちの1つの作品を購入していたことを8月23日に発表しました。

購入したのはNFTアート「CryptoPunks(クリプトパンク)」のシリーズの1つ、「CryptoPunk 7610」で女性のキャラクターです。取引履歴によれば、8月18日に49.5ETH(約1650万円)で購入していました。

CryptoPunk #7610
Larva Labs

VISAはこの購入に関して「過去60年にわたって、初期の紙のクレジットカードから決済端末機器まで、歴史的な商取引の遺物をコレクションしてきました。今日、私たちはNFTコマースという新たな時代に突入したことを受け、VISAはCryptoPunk #7610をコレクションに迎え入れることとしました」と述べています。

VISAのNFTアート購入のツイート
VisaNews Twitter

また、続くツイートには「NFTコマースの未来を担うクリエイター、コレクター、アーティストをサポートします」と述べた上で公式ブログ記事にNFTに関する見解とホワイトペーパーを公開しました。

VISAのNFTついての公式ブログ
VISA公式ブログ

ブログではVISAの仮想通貨通貨責任者を務めるCuy Sheffield氏がNFTアートを購入した理由について、「私たちはNFTがリテール、ソーシャルメディア、エンタメ、コマースにおいて将来的に重要な役割を果たすと考えています。我々のクライアントとパートナーの参入を支援するためには、グローバルブランドがNFTの購入、保存、活用するためのインフラ要件を直接理解する必要がある」と述べました。

8月25日にはTwitterアカウント「VISA NEWS」のプロフィール画像が購入した「CryptoPunk 7610」に変更され、今回のNFT参入がいかに大きな出来事だったかを伺わせます。(※現在は元のオリジナル画像に戻されています)

VISAが購入したCryptoPunksとは

今回、VISAが購入した「CryptoPunks」。これは24×24のピクセルアートです。ブロックチェーン上のNFTで表されており、10000万個で構成された小さな8ビットパンクにはそれぞれ独自の機能を備えているため、暗号アートとしてコレクションされています。

CryptoPunksの公式ホームページのトップ画面

CryptoPunksはイーサリアム上での初のNFTでもあり、多くのクリプトアーティストに影響を与え、デジタル収集品のERC-2021トークンの開発にも影響を与えました。実際、クリプトのコレクターの中でもプロフィールのアイコンにCryptoPunksで購入したアートを使われるケースも散見されます。

VISAも公式ブログ記事にてCryptoPunksが歴史的なNFTのプロジェクトであり、文化やコマース上でも重要な役割を果たしていることが購入した背景にあるとしています。

▶︎CryptoPunksの概要、歴史、購入方法についてはこちら

VISAがNFTに参入したことがもたらす意味

VISAがNFTアートの購入を発表すると、NFT関連のニュースを取り上げる主要メディアをはじめ、NFTコレクターたちの間でも話題になりました。VISAのNFT参入は業界にどのような意味をもたらしたのでしょうか?今後のNFTの可能性も踏まえながら目を向けていきます。

今回のニュースにおけるポイントはNFTが金融のグローバルブランドからお墨付きをもらったということです。VISAは誰もが知る国際ブランドであり、世界中で利用されています。そのVISAが1枚のデータ画像に約1650万円の価値をつけたのです。VISAも公式の声明でも述べていましたが、NFTがコマースにおける新たな時代の台頭として位置付けられたわけです。

NFTは一過性のブームで終わるという見方もありますが、このニュースによって今後もより多くの人や社会に影響をもたらすのではないかというNFTへの可能性が拡張されたのではないでしょうか。

VISAは公式ブログ記事ではNFTが今後メインストリームになるのかという質問に対して以下のように述べていました。「それは時のみぞ知ることです。確かなことは好奇心、オープンマインド、積極的な実験が、新しいテクノロジーやユースケースが登場したときの最良のアプローチであるということです。まさにこの瞬間、このフィールドで働くことがエキサイティングなのです」

VISAの公式ブログ記事にてNFTが今後メインストリームになるかの回答
VISA公式ブログ

まとめ

今回はVISAのNFTアートの購入についてのニュース、CryptoPunks、VISAのNFT参入がもたらす意味を辿りながら解説しました。

グローバルブランドがNFTに参入したことでさらにいろんなムーブメントが起こることが期待されそうです。

また、VISAが今後どのような形でNFTを盛り上げていくのか、引き続き注目していきたいです。

NFTに少しでも関心をもっているのなら、このタイミングでアプローチするのは最良かもしれません。