【独占インタビュー】高校生クリプトアーティスト Hibiki~NFTを知り、出品に至るまで~
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2021年7月20日、高校生クリプトアーティストHibiki氏が自身初となるNFT作品「The Earth」の出品を海外マーケットプレイスRadibleにて行いました。

本記事では、そんな彼がNFTを知り、作品を制作して出品に至るまでの話や、今後の展望について伺いました。

NFTを知る

Q.NFTを知ったきっかけを教えてください。

NFTを知ったきっかけは、Beeple氏のNFT作品が約6900万ドル(75億円)で落札されたというニュースでした。テレビやネットなどで取り上げられており、宝石でもなく、ビルでもなく、デジタルデータに75億円という価格がつけられたということを知って驚きました。Beeple氏が5000日間(約13年間)毎日絵を描き続け、制作してきた全ての作品を一つに組み合わせてできた作品ということで、そこに価値がつけられるというのは想像できます。しかし、そこになぜ6900万ドル(75億円)という価値がついたのかが気になり、そこからNFTについて調べるようになりました。

Q.どのようにしてNFTについて調べられましたか?

最初はとりあえず、仮想通貨やブロックチェーンの仕組みなどについてインターネットで検索して知識を深めていきました。その後、「NFT 始め方」や「Rarible 出品」などで検索して、上の方に表示された記事をたくさん読んで勉強し、出品するまでに至りました。

現在は、TwitterでNFTについてツイートされているNFTコレクターの方々などのアカウントをみて情報収集しています。

Q.NFTやブロックチェーンについてはすべてお一人で勉強されたということですか?

はい、そうです。

親はブロックチェーンやNFTに関して、ニュースで見たことや聞いたことがあるくらいでした。学校の友人もブロックチェーンやNFTについて興味を持っている人はまったくいませんし、言葉すら知らない人ばかりだったので1人で勉強しました。

クリエイターとしての始まり

Q.今回、NFT作品として出品されていますが、もともとクリエイターとして活動されていたのですか?

いいえ、クリエイターとして活動し始めたのは、NFTのことを知ってからで、調べていく中でNFTの自分でも作品を出品したいと思い、クリエイターとして活動するようになりました。

Q.作品を出品されてからすぐに購入してくださる人はおられましたか?

いいえ、最初の数日間は全く購入されませんでした。

Q.現在は多くの方々に購入されてていますが、どのような施策を実行されたのですか?

まずは知ってもらうところから始めようと思い、TwitterとRedditでの情報の発信や、Twitterでプレゼント企画(※1)をしました。

すると、NFTコレクターでTwitter上だと少し知名度のある方にリツイートしていただき、そこから一気に拡散され、多くの方々に認知していただいたとともに、ご購入いただけるようになりました。

(※1)フォローとリツイートをした方々の中から、先着1名様と、抽選で3名様に今回出品した作品「The Earth」をプレゼントするという企画。

プレゼント企画のツイート

Q.今回NFT作品を出品されましたが、この取り組みは学校の友達やご家族には伝えましたか?

学校の友達には伝えていませんが、親には伝えました。

Q.ご家族はどのような反応でしたか?

最初NFT作品を出品したいと言った時は、仮想通貨の詐欺や暴落、ハッキングなどネガティブなものが多いせいか、「責任を取れない子供にはお金に関することはさせられない」と言われ、あまり前向きな返答は得られませんでした。

しかし、僕としてはどうしても作品を出品したかったので、自分で進めて作品を出品し、購入していただけるようになったタイミングで再度親に伝えました。そうすると、親も仮想通貨やNFTに対して理解してくれるようになり、「収入はちゃんと報告すること」「セキュリティ周りには気をつけること」など、いくらか注意を促されましたが、いまでは自分の活動を応援してもらえるようになりました。

作品の出品とその後

Q.今回出品された作品「The Earth」を制作された背景や経緯について聞かせてください。

僕にとっての初めてのNFT作品ということで、何か原点的な存在のものがないか考えました。そうすると、「地球」は僕も含めすべての生き物にとっての原点だと思い、「地球」というタイトルで作品を制作しようと思いました。また、世界に向けても発信していきたいと思っていたので、英語表記の「The Earth」というタイトルにしました。

Q.実際に海外の方々から反応はありましたか?

はい。実際にプレゼント企画では海外の方からもリツイートしてくださり、少しは海外へも届けられているのかなと思っています。

これまで高校生が世界に発信することはかなり難しかったですが、NFTを通して少しは発信しやすくなったのかなと思いました。

Q.現在NFTが話題となっていますが、NFTにどのような可能性を感じていますか?

デジタルデータなどを中心に制作活動をしているクリエイターとしては、本物であるということの証明をすることができるので、価値がつけられやすくなった点や、ロイヤリティ制度により新たな収入源にもなるという点などで可能性を感じています。

Q.今後の活動について教えてください。

今後も、「The Earth」だけではなく様々な星をモチーフにしたNFTを作っていく予定です。これからも日本国内だけではなく、世界に向けても発信していけるようにがんばりますので、応援よろしくおねがいします!

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