ジェネラティブNFTとは?特徴や作り方、有名作品を紹介!
本記事はこんな疑問を持つ方におすすめ
  • 有名なジェネラティブNFT作品を知りたい!
  • ジェネラティブNFTとはどういうものなのかについて知りたい
  • ジェネラティブNFTの買い方を知りたい

NFTを語るうえで欠かせないのがジェネラティブNFTです。

ジェネラティブとは「ジェネレート(生成する)」の形容詞形の言葉であり、「何かを生み出す能力」としてアート界隈で使われています。

生成アルゴリズム(一定の計算ルール)やAI生成能力を用いてデザイン生成される「ジェネラティブアートジャンル」として広く認知されるようになりました。デジタルアート作品とも呼ばれており、ジェネラティブNFTもその1つ。

そんなジェネラティブアート業界の第一人者として知られているのが、タイラー・ホッブスです。

特にタイラー・ホッブスがデザインしたジェネラティブNFT「Fidenza」は、1作品あたり1,000万円以上の価値をつけています。

ほかにもさまざまな有名ジェネラティブNFTが多く存在。話題性のあるジェネラティブNFTが数多く台頭する時代となっていますが、どの作品が有名なのか知りたい方もいるのではないでしょか?

今回はジェネラティブNFTの特徴や、有名作品、作り方や買い方などを解説します。

ぜひ今後NFTをコレクションしたり投資したり、NFT制作活動などをする際の参考にしてください。

ジェネラティブNFTとは

ジェネラティブNFTとは

ジェネラティブNFTとは、プログラミングを組んだ後に一定のアルゴリズムに基づいて自動生成されるNFTです。

有名なジェネラティブNFTとしては、CryptoPunksやBAYC(Bored Ape Yacht Club)などがあげられます。

特に、ジェネラティブNFTを世に広めた火付け役として有名なプロジェクトが

" title="CryptoPunks">CryptoPunksです。CryptoPunksは2017年6月にLarva Labs社が、Ethereumブロックチェーン上で発行したジェネラティブNFTであり、2019年〜2021年にかけて大きな話題となりました。

予測できない完成形が誕生する点が話題となっており、今なお高値で取引される人気コレクションにはジェネラティブNFTとして生成されたコレクションが数多く存在しています。

ジェネラティブNFTの特徴

ジェネラティブNFTの特徴は以下のとおりです。

  • 大量発行できる
  • 同一コレクションの作品同士で差別化できる
  • コミュニティ運営に活用しやすい

それぞれ詳しく解説していきます。

大量発行できる

ジェネラティブNFTは前述したとおり、プログラミング機能によって自動生成されるコレクションのため、短時間、ローコストで大量のNFTを生成できる点が魅力・メリットの1つです。

多くのジェネラティブNFTの特徴として、10,000枚以上発行されているのが特徴。

膨大な数のNFT作品ですが、プログラミングにより自動生成できるため短時間でデザインすることができます。

同一コレクションの作品同士で差別化できる

ジェネラティブNFTは表情や背景色などが異なる、「同じテイストの作品同士でも1つとして同じデザインが存在しない」唯一性・偶発性が特徴です。

主なパーツとしては、以下のとおりです。

  • 帽子
  • 髪型
  • サングラス
  • 性別
  • 服装
  • 所有アイテム
  • 背景カラー
    など

プログラミングが一定のアルゴリズムで組み合わせていきます。

プログラミングによるアルゴリズムで自動生成し、すべての作品をオリジナルデザインしてくれるので、1つとして同じデザインが誕生しません。

デザイナー自身も、パーツデザインを決定することはできますが、生成後の完成形まではコントロールできないという偶発性が魅力といえる生成方法です。

コミュニティ運営に活用しやすい

ジェネラティブNFTは前述したように、一度の生成で10,000枚以上のNFTを生成することができるため、コミュニティ運営としても活用しやすい特徴があげられます。

NFTコレクションの発行枚数が多い分、ユーティリティ(特典)やイベント等を整備することで、保有してくれるステイクホルダーも100人以上の大規模なコミュニティも期待できます。

また、コミュニティ人数が多くなると、会員から資金を募ってコミュニティ運営のための資金調達がしやすくなったり、大規模なイベントを開催しやすくなったりとコミュニティ形成に有利です。

ジェネラティブNFTの作り方

ジェネラティブNFTの作り方は大きく分けて3ステップです。

  1. 目、顔の形、髪の毛、サングラス、帽子、イヤフォンなどの各パーツを作成
  2. デザインしたパーツ画像をアップロード
  3. 合成した画像をNFT化

ジェネラティブNFTを生成するための専用アプリ、ツールを利用することで誰でも簡単にデザインできます。今回はジェネラティブNFTジェネレーターを参考に説明します。

また、ジェネラティブNFTを本格的に作成してみたい方は下記の記事をご参考にしてください。

作り方①:各パーツをデザイン

ジェネラティブNFTを生成するうえで欠かせないアイテムの1つが以下のようなパーツです。

  • 目の種類
  • 耳の形の種類
  • 髪型
  • 肌の色
  • 口のタイプ
  • 帽子
  • サングラス
  • 武器などのアイテム
  • 服装の色
  • ペット

など

発行枚数を多くしたい場合は、アルゴリズムで組み合わせるバリエーションを増やす必要があるため、さまざまなパーツが必要になってきます。

まずは完成系をデザインし、帽子の有無や髪型等の頭パーツのデザイン、表情パーツのデザイン、体パーツのデザインなどを要素分解します。

場合によってはカラーデザインのバリエーションも分けると、より多くのNFTをデザインすることも可能です。

このようなNFTキャラクターを仕上げる際に、必要になパーツ画像をすべて用意できたらステップ1は終了です。

作り方②:デザインしたパーツ画像をアップロード

顔や体など各パーツを要素分解できたら、各パーツの画像をアップロードします。

アップロードする順番も重要です。
最上部レイヤーから手前に表示されるため、背景画像などは最後にアップロードしましょう。

そのほかの細かな注意事項は、ジェネラティブNFTジェネレーターを参考にしてください。

作り方③:アップロードした画像を生成

各パーツデザイン画像をアップロードできたら、最後に「画像を自動生成する」ボタンを押して完成です。

NFTを生成できたあとは、NFTをOpenSeaMagic EdenなどのNFTマーケットプレイスに出品する手続きを進めます。

なお、出品方法についてはNFT Mediaで過去に紹介しました。NFTの出品方法が分からない方は、ぜひ以下の記事も確認してみてください。

ジェネラティブNFTの買い方

ジェネラティブNFT 買い方

ジェネラティブNFTの買い方は、一般的なNFTの買い方と同じです。
基本的にはNFTマーケットプレイスであるOpenSeaやMagic Eden、Blurなどで登録手続きを済ませてから購入します。

NFTを購入する際の具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 暗号資産取引所で口座開設の手続き
  2. 暗号資産取引所に日本円を送金/暗号資産を準備・購入
  3. 暗号資産専用の財布である「ウォレット」を用意
  4. 購入した暗号資産をウォレットに移動
  5. NFTマーケットプレイスに登録
  6. NFTマーケットプレイス上で取引されているNFTを調査
  7. 目当てのNFTが見つかったら購入

NFT Mediaでは過去に「NFTの詳しい購入方法」についての記事を掲載しました。

NFTの購入方法を詳しく知りたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。

世界的に有名なジェネラティブNFT5選

世界的に有名なNFTは以下のとおりです。

  • CryptoPunks
  • Bored Abe Yacht Club(BAYC)
  • Fidenza
  • Azuki
  • CryptoNinja Partners(CNP)

各コレクションの概要を紹介していきます。

CryptoPunks(クリプトパンクス)

コレクション名CryptoPunks
総発行数10,000枚
フロア価格37.97ETH(2024.05.04.Sat時点)
公式Xhttps://twitter.com/cryptopunksnfts
公式サイトhttps://cryptopunks.app/

CryptoPunksは、2017年にLava Labs社がリリースしたPFPとして活用できるジェネラティブNFTシリーズです。

8ビットスタイル(24×24pixel)のドット絵で描かれたタッチが唯一無二な雰囲気を漂わせる、レトロ調な画風の作品です。5種類のキャラクタータイプと87種類ものパーツをランダムに組み合わせた一点物の作品として計10,000点が存在します。

ジェネラティブな仕組みで生成されるアルゴリズムで、偶発性を取り入れた作品特徴が話題となったジェネラティブNFTブームの火付け役としても有名です。

Ethereumブロックチェーン上で発行された世界で最初(最古)のNFTとして、今なお根強い人気を誇る有名作品となっています。

▼CryptoPunksの詳細はこちら

Bored Ape Yacht Club(ボアード エイプ ヨット クラブ)

コレクション名Bored Ape Yacht Club
総発行数10,000枚
フロア価格13.90ETH(2024.05.04.Sat時点)
公式Xhttps://twitter.com/BoredApeYC
公式サイトhttps://boredapeyachtclub.com/

Bored Ape Yacht Clubは、NFTファンの間では、レクション名の頭文字をとってBAYCの愛称で知られている人気シリーズです。2021年8月に、アメリカのフロリダ州マイアミに拠点を置くYuga Labsが発行。

著名なステイクホルダーとしては、歌手のジャスティンビーバー、マドンナ、サッカー選手のネイマールなどの数多くのセレブ御用達が持つNFTとして人気・話題を集めました。

個性的なエイプたちが1万点リリースされた、PFPとしても活用できるNFTです。

姉妹ブランドとしてMAYC(Mutant Ape Yacht Club)も展開されています。

Fidenza(フィデンツァ)

コレクション名Fidenza
総発行数999枚
フロア価格45.96ETH(2024.05.04.Sat時点)
公式X-
公式サイト-

Fidenzaは、2021年6月にTyler Hobbs(タイラー・ホッブス)氏によってデザインされた後、NFTマーケットプレイスであるArt Blocksでリリースされた作品です。

ジェネラティブNFTの特徴である、AIチックな作風とは異なる温かみを感じられるコンポジションが特徴的で人気を集めています。

2022年3月5日時点では、フロアプライスが50ETH(約1,000万円以上)を突破。

ジェネラティブアート分野の世界的第一人者として、今でも一線で活躍する人気クリエイターが生み出した伝説的コレクションです。

Azuki(アズキ)

コレクション名Azuki
総発行数10,000枚
フロア価格5.142ETH(2024.05.04.Sat時点)
公式Xhttps://twitter.com/Azuki
公式サイトhttps://www.azuki.com/

Azukiは2021年1月12日にリリースされた、日本アニメをモチーフにしたテイストが特徴的なPFP型のジェネラティブNFTです。

世界的大ヒットゲームを担当した実力派デザイナーであるアーノルド・ツァン氏もAzukiに参画しているため、キャラクター1人ひとりの横顔表情も非常に豊かに感じることができます。

総発行枚数は10,000枚。最高取引高は542,599ETHを記録していて、PFP型のジェネラティブNFTとしては世界有数の高値も記録したコレクションです。▼CryptoPunksの詳細はこちら

▼Azukiの詳細はこちら

CryptoNinja Partners(クリプトニンジャパートナーズ)

コレクション名CryptoNinja Partners(CNP)
総発行数22,222枚
フロア価格0.011ETH(2024.05.04.Sat時点)
公式Xhttps://twitter.com/cnp_ninjadao
公式サイトhttps://www.cryptoninja-partners.xyz/

CryptoNinja Partnersは、ファンの間ではCNPの呼称で親しまれている人気ジェネラティブNFTコレクションの1つです。

2022年5月に22,222枚が発行され、リリースされて7ヶ月後には時価総額80億円を達成。国内最大級のNFTプロジェクトとなっています。

著名な実業家であるイケハヤ氏、国内大手IT企業である楽天、LINEなどの企業も参画している人気シリーズです。

▼CryptoNinja Partnersの詳細はこちら

ジェネラティブNFTに関するよくある質問

ジェネラティブNFT よくある質問

ジェネラティブNFTを購入したり生成したりする際に、一般的に抱く質問や疑問をまとめました。

  • ジェネラティブNFTは誰でも作れる?
  • ジェネラティブNFTを作る時のガス代はどのくらい?
  • ジェネラティブアートと何が違う?

ジェネラティブNFTは誰でも作れますか?

ジェネラティブNFTは誰でも生成することができます

ジェネラティブNFTは、主に以下のアプリ・ツールで生成作業が可能です。

  • Art Blocks
  • ジェネラティブNFTジェネレーター
  • NFTメーカー

これらのアプリ・ツールを利用して生成できます。

ジェネラティブNFTを作る時のガス代はどのくらい?

ジェネラティブNFTを生成する際のガス代は、10円台規模〜50,000円台と各ブロックチェーンやコントラクトの内容によって異なります

最も一般的とされるOpenSeaでの販売を想定した際に、Ethereumブロックチェーンのコントラクト(スマートコントラクト)で生成する場合は約4,000円ほど。標準コントラクトの場合は40,000円〜50,000円ほどのガス代が発生。

またPolygonブロックチェーンでは、各コントラクトで異なりますが20円台〜300円ほどです。

ジェネラティブアートと何が違う?

ジェネラティブNFTとジェネラティブアートの具体的かつ大きな相違点は以下のとおりです。

ジェネラティブNFT各パーツデザイン絵を「プログラミングのアルゴリズムで自動生成」した作品
ジェネラティブアートプログラミングの画像処理によって生成された作品

ジェネラティブNFTの醍醐味は、デザインした張本人ですら「どのような作品が生成(組み合わせ)されるのか分からない偶発性」にあります。

なかにはプログラミング描画によって生成されたジェネレティブアートベースの1点物のNFTも存在するため、混同しないように注意しましょう。

【まとめ】ジェネラティブNFTについて

ジェネラティブNFT まとめ

ジェネラティブNFTは、顔や体など複数のパーツを組み合わせて、アルゴリズムや一定の規則に基づいてプログラミングが自動生成するNFT作品です。

ジェネラティブNFTの筆頭役として知られているのが、CryptoPunks。そのほかBAYCやAZUKI、Pudgy Penguins、CNP、CLONE Xなどのさまざまな人気ジェネラティブNFTが存在しています。

デザイナー自身ですら「どのような完成になるのか分からない偶発性」が話題と人気を呼んでおり、各プロジェクトには必ず希少性の高い作品(キャラクター)が登場。プロジェクトによっては、単にNFT自体の資産性のみならず、NFTのステイクホルダーとしての魅力的なユーティリティ性(享受できる特典)も注目の1つとなっています。

今後もさまざまなジェネラティブNFTが誕生することが予想されるため、ぜひ今回の記事を参考にまだ世に知られていないNFTを探してみてはいかがでしょうか。

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