この記事では、Rarible(ラリブル)について簡単にまとめ、解説します。
NFTマーケットプレイスの中でもRaribleに関し興味のある方へ、概要や特徴、独自トークンRARIの入手方法をまとめました。
Raribleとは

▼公式Twitter
https://twitter.com/superrare
Raribleはアメリカのデラウェア州に本拠地を構える、2020年にできたスタートアップ系の大手NFTマーケットプレイスです。
2021年6月には約15億8000万円の資金を調達したことを発表しており、サービス開始以来売り上げ総額約166億5000万円に上るそうです。
2020年という比較的新しいサイトですが、その規模はOpenSeaに匹敵するほど大きいです。2020年には10万以上のアイテムを生成、約26億円の取引量をとなっています。
取引高ではOpenSeaに劣るものの、サイトのユーザー数ではOpesSeaを上回るほどの人気です。
参考:TechCrunch「NFTをもっと親しみやすいものに、販売・オークション可能なNFTマーケットプレイスRaribleが約15.8億円調達」
独自トークン「RARI(ラリ)」とは?
Raribleの大きな特徴は、独自トークンRARI(ラリ)を発行している点です。このRARIを持っていると、Raribleへのシステムアップグレードに対する提案や投票ができたり、クリエイターの管理、注目作品の評価付けに参加できます。
NFTの投資だけではなくサービス運営へ興味がある人にとって、非常に楽しいサイトと言えるでしょう。
RARIの入手方法
次に、RARIの入手方法について説明します。
現金購入はできず、以下3つの入手方法があります。
- Raribleを使って入手する
- エアドロップを使って入手する
- Uniswap(ユニスワップ)を使って入手する
ここから、それぞれの方法について説明します。
Raribleを利用して入手する
最も基本的なRARIの入手方法としては、Raribleを利用することです。
ただし、日本円でRARIを購入することはできません。
あらかじめBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)を購入しておき、これを使ってRARIを購入します。
また、マイニングなどのRaribleでの活動に対する報酬として、RARIを受け取ることもできます。
エアドロップで入手する
また、NFTを所有していればAirdrop(エアドロップ)でRARIを入手することも可能です。
エアドロップとは、仮想通貨の知名度アップや資金調達を目的に、自社で発行したトークンを無償でユーザーに配るキャンペーンのことを言います。
NFT所有者はプラットフォームの方針などについて意見することができ、この場合に、AirdropでRARIを入手する資格が得られます。
NFTを所有していない場合は、マーケットプレイス、ゲームの先行販売などでNFTを購入しておく必要があります。
なお、Raribleを使用しているかどうかに関わらず、すべてのNFT所有者がAirdropに参加できます。
Uniswapで購入する
UniswapでRaribleを購入することも可能です。
この場合は、あらかじめMetamask(メタマスク)を購入しておく必要があります。
※Uniswapとは
イーサリアム上で利用できるDeFiサービスの分散型取引所(DEX)です。
金融機関などの管理者が不要という特徴があります。
※Metamaskとは
ETHをWEBブラウザで管理できるようにするためのウォレットです。
RARIなどのETH系のトークンを保管できたり、ブロックチェーンゲームなどと連携できます。
MetamaskからUniswapを直接操作して、UniswapをRARIと交換します。
交換(購入)の際は、手数料など取引において考慮すべき事項が表示されます。可能な限り有利な取引ができるように各情報を確認した上で取引を行いましょう。
取引内容に問題が無ければ、Uniswapを交換することでRARIを購入できます。
ただ、Uniswapにはイーサリアムの購入が必要であることに注意して下さい。
Raribleを覗いてみよう
この記事では、NFTマーケットプレイスRaribleについて概要と特徴について紹介しました。
Raribleではユーザーの誰もがデジタル作品などのNFTの取引を行うことができ、RARIトークンの支給など先進的で画期的なNFTマーケットプレイスとなっています。
興味がある方は、是非一度使ってみてください。