最近、NFTでデジタルアートを販売することが増えてきています。
この記事では、その中でも代表的なHashmasks(ハッシュマスク)についてまとめました。
Hashmasksについて、概要から詳細、実績までをまとめています。
そもそも「仮想通貨が何か」「NFTとは何か」という方は、こちらの記事を参考にしてください。
Hashmasks(ハッシュマスク)とは

Hashmasks(ハッシュマスク)とは、2021年1月より始まったデジタルアートのプロジェクトのことです。
Hashmasksプロジェクトは、世界の70名ものアーティストが参加するチームによって製作されたデジタルポートレート作品で、製作には8ヶ月もの期間が費やされたそうです。
最初の取引は終了していますが、「OpenSea」を通して購入することが可能です。
作品は全て合わせて16,384個あり、それぞれの作品の製作者は示されていません。
Hashmasksの特徴
Hashmasksの作品は全く同じものが存在しないことが特徴です。
また、アートは主に5つの要素で構成されています。
- Mask(マスク)
- Character(キャラクター)
- EyeColor(目の色)
- Item(所有物)
- SkinColor(肌の色)
各パーツがどのような意味を持っているかは、公表されていません。
パーツの種類によって数に差があることで、唯一無二の作品としての価値を上げています。
また、作品の所有者限定の専用コミュニティが形成され、コミュニケーションが楽しまれているそうです。
コミュニティー内ではマスクの意味を語り合ったり等、盛り上がりをみせています。
デジタルアート作品から繋がるコミュニティが生まれていることも、Hashmasksの特徴と言えます。
NCT(NameChangingToken)とは
作品のHashmaskを所有していると、Hashmasksのトークンである「NCT:NameChangingToken」が配布されます。
NCTトークンはアートの名前変更に使用されます。
10年かけ配布されていくもので、作品の所有者には毎日10個のNCTトークンが配布され、約1830個のNCTトークンを所有すると作品の名前を自由に変更することができます。
名前を変更すると、NCTトークンが消えます。
つまり、ユーザーがNCTトークンを集め、名前の変更を行えば行うほどNCTが消滅され、NCTの価値が上がります。
アート作品の名前設定の権利としてトークンが利用されているのは面白い点と言えるでしょう。
まとめ
今回は「Hashmasks」についてまとめました。
この記事を通して、Hashmasksを知っていただけたら幸いです。
他の記事でも様々なNFTの事例を紹介しています。是非、参考にしてください。