世界的ジュエリーブランドのティファニーがNFTコレクション「NFTiff」を発表
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世界的に有名なラグジュアリージュエリーブランドであるティファニー&コーが、ブランド初となるNFTコレクション「NFTiff」を発表しました。

当記事では「NFTiff」の詳細と、ティファニーが行ってきたNFTに関する取り組みを紹介していきます。

ティファニー&コー公式アカウントのツイートによって発表された「NFTiff」

ティファニーは7月31日(日)にツイッターで、8月5日(金)にNFTコレクション「NFTiff」が特設サイトにて発売開始されることを、ティファニーカラーのピクセル動画とともにツイートで発表しました。

ツイート:https://twitter.com/tiffanyandco/status/1553742328652877827?s=21&t=vMqNjFCsdgwq7pWBCXrzlg

そのツイートでは、30ETH(イーサリアム)、日本円で約662万円の価格が設定されていました。

CryptoPunks(クリプトパンクス)の所有者向けのペンダント

「NFTiff」はLarva Labsが発行するNFTアートの一つであるCryptoPunks(クリプトパンクス)の所有者向けに製作されたコレクションです。

有名なNFTトレーダーの1人であるCozomo de' Medici氏が「NFTiff」について言及したツイートでは、今回のNFTコレクションはデジタルと物理的なペンダント両方であり、CryptoPunksの所有者がすでに所持しているNFTのビジュアルと類似したペンダントが作られることになっているとツイートしています。

Cozomo de' Medici氏のツイート:
https://onl.tw/CPk7cM3

「NFTiff」の特設サイトによると、このコレクションは250個の限定販売になるとのことでした。

NFTiffs特設サイト:
https://nft.tiffany.com/

ティファニー&コーによるNFT参入の歴史

今回提供されたブランド初となるNFTコレクション「NFTiffs」は、ティファニーが何ヶ月もの間Web3を開拓してきた末に、ついに始まったプロジェクトです。

ティファニーは3月に現代アーティストのTom Sachs氏からOkapiと名付けられたNFTを購入して初めてNFT分野に参入しました。

このOkapi NFTを380,000ドル(約5,200万円)で購入してからは、ティファニー公式ツイッターのプロフィール写真として設定されています。

その翌月、エイプリルフールである4月1日には、ティファニー限定版通貨「TiffCoins」という名の個別に刻印が施された純金のコインを、限定499枚のみ製造することを発表しました。

同月には、ティファニーのプロダクト&コミュニケーション部門副社長であるアレクサンドル・アルノーは、彼が所有するCryptoPunk #3167のペンダントを作成しました。

そして、これらを見ていた、2014 年に設立されたブロックチェーンベースのテクノロジー企業である「Chain」がティファニーとタッグを組み、今回の「NFTiffs」が実現したといいます。

ますます広がるハイブランドのNFTへの参入

この夏だけでも、ティファニーだけではなくタグホイヤーやそのほかのハイブランドやファッションブランドがNFTへの参入を進め、あらゆるプロジェクトをリリースしています。

まだ参入がみられないブランドが導入を進めるのも時間の問題であり、今後ますます増えていくと考えられます。

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元記事:https://decrypt.co/106333/tiffanys-reveals-first-nfts-at-51000-each